
海外クラブでデビューした現役Jリーガー【写真:Getty Images】
日本サッカーにおけるキャリアの歩み方は多種多様だ。高校やJリーグクラブの下部組織、大学を経ずに、海外クラブでいきなりプロデビューを果たすケースも今や珍しくない。今回は、そうした経歴を経て「逆輸入」という形でJリーグに合流した現役Jリーガーを5人ピックアップし、紹介する。[4/5ページ]
FW:木下康介(きのした・こうすけ)

清水エスパルス所属の木下康介【写真:Getty Images】
生年月日:1994年10月3日
現所属クラブ:清水エスパルス
デビューしたクラブ:フライブルク(ドイツ)
百年構想リーグ戦成績:19試合3ゴール0アシスト
【ユース所属時から海外志向】
今夏、清水エスパルスへの加入で自身Jリーグ6クラブ目の所属となった木下康介は、海外でもジャーニーマンだった。
同選手は横浜FCユース所属時から強い海外志向を持ち、マンチェスター・シティ移籍も検討していた。最終的には、出場機会の確保も考慮し、ドイツのフライブルクへの加入を決断。同クラブのセカンドチームでキャリアをスタートさせている。
ただ、フライブルクではトップチーム昇格とはいかず、2016年夏にクラブを離れ、同4部のホンブルクへ加入。その半年後にはスウェーデン1部のハルムスタッズ移籍と、クラブを転々としてきた。
【結果を出しても退団】
ハルムスタッズは2部に降格したが、木下は残留。2シーズン目となった2018年には、リーグ戦13ゴールを記録するなど、ブレイクの兆しを見せた。2018/19シーズンの途中からシント=トロイデンにも所属していたが、半年のみの在籍で目立った活躍は見せられず、2019の夏にノルウェーのスターベクへ加入している。
初のJリーグ挑戦は2021年のことだ。浦和レッズは、北欧の地でプレーする190cmの大型ストライカーに目をつけた。木下自身も新たな挑戦を望み、当時26歳で母国へ帰還する決断を下している。
しかし、その後も1つのクラブに定着することはなく、水戸ホーリーホックや京都サンガに移籍。2024年に加入した柏レイソルでは、リーグ戦10ゴールを記録しクラブのJ1残留に貢献しているが、翌年夏にサンフレッチェ広島へと移籍し、退団の道を選んでいる。
木下がこの先どのようなキャリアを歩むのか、その行き先は誰にも予想できない。