
デッドラインデーで生まれた衝撃移籍(1)【写真:Getty Images】
欧州主要リーグの2026-27シーズンの移籍市場が、大詰めを迎えている。今年は日本時間9月2日早朝までに5大リーグのマーケットが閉幕する予定だ。通称「デッドラインデー」とも呼ばれる移籍市場最終日には、毎年数多くの移籍が成立する。今回は、過去のデッドラインデーに成立した衝撃の移籍を紹介する。[5/5ページ]
FW:ロビーニョ(元ブラジル代表)

マンチェスター・シティFWロビーニョ【写真:Getty Images】
生年月日:1984年1月25日
移籍:レアル・マドリード(スペイン)→マンチェスター・シティ
移籍日:2008年9月1日
移籍金:4300万ユーロ(79.5億円)
【新時代の幕開け】
マンチェスター・シティの新時代の幕開けを告げる移籍が、2008年夏のデッドラインデーに決まったロビーニョの加入だった。
ブラジルの神童として注目を集めた同選手は、2005年夏にレアル・マドリードへ加入。2007/08シーズンにはリーグ戦で2桁ゴールを記録するなどインパクトを残したが、シーズンオフにクリスティアーノ・ロナウド獲得を巡る交渉材料にされたことに不満を抱いた。
移籍の可能性が浮上したロビーニョに対しては、チェルシーが熱心にオファーを提示。しかし最終的には、アブダビ資本による買収直後のマンチェスター・シティが、当時のイングランド史上最高額となる4300万ユーロ(約79.5億円)の移籍金で争奪戦を制した。
【クラブ史に残る失敗補強に】
当時、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得したことすらなかったクラブが、ロビーニョのような世界的スターを資金力で獲得したことは、大きな驚きをもって伝えられた。
加入1年目からプレミアリーグで14ゴールを記録する活躍を披露したものの、2シーズン目は10試合で無得点と大失速。監督との関係悪化や素行不良など、ピッチ外の問題も重なり、2010年1月にはサントスへローン移籍する形で放出された。
今ではマンチェスター・シティ史における失敗補強という印象も強い。しかし、クラブが世界的なスターを獲得できる存在へと変貌したことを示す、衝撃的な移籍だったことは間違いない。
【著者プロフィール:編集部】
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