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まだ無所属!? いまだフリーの名選手【part2】

text by 編集部 photo by Getty Images


いまだ無所属状態のスター選手たち【写真:Getty Images】



 ヨーロッパでは2026/27シーズンが開幕し、欧州各地で長く険しい1年が始まっている。それと同時に移籍市場も終盤を迎え、多くの選手が新たな環境に身を置き再出発を図っている。現在無所属の選手は移籍市場のデッドラインが存在しないが、いち早く移籍先を決め、チームに合流したいはずだ。今回は、シーズン開幕後も所属先が決まっていない、往年の名選手たちをピックアップし紹介する。[5/5ページ]

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ダニ・セバージョス(元スペイン代表)


レアル・マドリードを退団したダニ・セバージョス【写真:Getty Images】



生年月日:1996年8月7日
前所属クラブ:レアル・マドリード(スペイン)
2026リーグ戦成績:16試合0ゴール0アシスト

【ジダンとの相性が…】

 銀河系軍団と決別したゲームメイカーにとって、一番の選択肢は古巣復帰となるだろうか。

 レアル・ベティスでプロデビューしたダニ・セバージョスは、デビュー2年目の2014/15シーズンにスペイン2部リーグで33試合5得点の活躍を見せる。

 チームが昇格を果たした翌年もチームの中心として34試合に出場し、翌々シーズンも30試合でピッチに立った。そして17/18シーズン、ラ・リーガの人気銘柄となった同選手は、当時UEFAチャンピオンズリーグ(CL)連覇を達成していたレアル・マドリードへの加入を決断している。

 世界最高のクラブの一員となったセバージョスだが、1度目の首都クラブ在籍時は、いい思い出ばかりではなかった。

 監督であるジネディーヌ・ジダンは同選手よりもイスコを重用し、出場機会が減少。ジダンが去った18/19シーズン前半こそスタメンの機会が増えたが、マドリーの英雄が再び監督の座に戻ったシーズン後半はベンチを温める日々が続いた。

 シーズン終了後、このスペイン代表MFは出場機会を求めアーセナルにレンタル移籍。2シーズンの在籍で公式戦77試合に出場し、ジダンの去ったマドリーへと復帰している。



【アルベロアとは口論勃発】

 2度目のマドリー期では、カゼミーロ、トニ・クロース、ルカ・モドリッチと、黄金の中盤トリオが相次いでクラブを去り、ロス・ブランコスの中盤は過渡期へと移っていった。

 セバージョスもレジェンドたちの後継者として期待を受け、22/23シーズンにはリーグ戦30試合に出場したものの、相次ぐ負傷離脱や新戦力の台頭もあり、サブメンバーの地位に甘んじる日々が続いた。

 昨季はシャビ・アロンソ監督のもとシーズン序盤は出場機会を確保したが、アロンソ解任後アルバロ・アルベロアが指揮官に就任すると負傷離脱も重なり序列が低下。シーズン終盤には同監督と口論になり絶縁に至ったという報道も飛び出し、通算在籍7シーズンのマドリー生活は後味の悪いまま終わりを告げた。

 フリーの身となったセバージョスの新天地候補として、大本命とされているのが古巣のベティスだ。スペイン紙『Diario de Sevilla』によると、セバージョス自身もベティスへの加入を最優先に考えており、復帰となれば10シーズンぶりのこととなる。

 同クラブはモロッコ代表MFのソフィアン・アムラバトやアゼディネ・ウナヒ獲得の噂も挙がっているが、彼らの去就次第でセバージョスの移籍先も変わってくるだろう。

【著者プロフィール:編集部】
国内外のサッカーを専門に取材・執筆・企画する編集チーム。戦術分析、ニュース報道、コラム制作からデータリサーチまで、各分野のスペシャリストが在籍しており、欧州主要リーグ、サッカー日本代表、Jリーグはもちろん、女子サッカーや育成年代まで幅広いテーマをカバーする。現地取材で得たリアルや、データを活用したユニークなコンテンツなど、読者に“今、本当に知るべきサッカー情報”を届けることを使命とし、読者に寄り添い、サッカーをより深く、より立体的に楽しめるコンテンツづくりを目指している。
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