
立て直し急務!5大リーグ、日本人所属の不調チーム5選【写真:Getty Images】
欧州サッカー5大リーグには、日本人選手が所属しながら開幕から低迷するクラブが少なくない。混沌とする戦いのさなか、先発落ちに苦しむ選手もいれば、逆境で輝く選手もいる。今回は5クラブの不振の実情と、そこに立つ日本人選手の今を追った。*成績は9月18日時点のもの [5/5ページ]
レアル・ソシエダ

レアル・ソシエダでプレーする久保建英【写真:Getty Images】
所属日本人:久保建英、喜多壱也
リーグ順位:13位
成績:2勝1分3敗(第6節終了時点)
【開幕6試合で3敗、安定感を欠く戦い】
久保建英が所属するレアル・ソシエダは、2026/27シーズンのリーグ戦6試合を終えて2勝1分3敗。勝ち点7、6得点11失点の暫定13位と、上位進出に向けて勢いをつかめずにいる。
レアル・マドリードに1-4で敗れた一方、エスパニョールには2-1で勝利。前倒しで開催された第6節のセルタ・デ・ビーゴ戦を0-0で終えると、9月7日のエルチェ戦ではアウェイで3-2の勝利を収めた。
しかし、直近の9月13日に行われたアトレティコ・マドリード戦では、ホームで0-3の完敗。結果に波があり、安定した戦いを続けられていない。
同クラブは昨季途中の2025年12月14日、セルヒオ・フランシスコ監督を解任。同20日には、シュトゥットガルトやホッフェンハイムを率いたペッレグリーノ・マタラッツォの就任を発表した。ラ・リーガ初のアメリカ人監督として指揮を執る同氏にとって、今季は就任後2シーズン目となる。
アトレティコ戦では終盤まで0-0で持ちこたえていたものの、84分にPKで先制を許すと、さらに2失点。競り合った試合をどのように勝ち点につなげられるかが、浮上に向けた課題となる。
【久保建英は2試合連続のベンチスタート】
攻撃の中心として期待される久保も、結果を残せずにいる。2029年までクラブと契約を結ぶ日本代表MFは、今季ここまでリーグ戦5試合に出場。先発は3試合、出場時間は223分で、得点、アシストともに0となっている。
9月3日のセルタ戦では、20分にミケル・オヤルサバルのシュートをGKがはじいたところに反応したが、シュートは枠の上へ。絶好の先制機を逃し、60分に交代した。スペイン紙『AS』や『Mundo Deportivo』は、この試合の久保について、自信やプレーの有効性に課題があると指摘している。
続く9月7日のエルチェ戦では、ベンチ入りしたものの、今季初めて出場機会がなかった。9月13日のアトレティコ戦でも2試合連続で先発を外れ、後半途中から出場したが、得点には絡めなかった。
ただし、マタラッツォ監督が久保への信頼を失ったわけではない。9月6日の会見では、本人と話し合ったことを明かし、現在のパフォーマンスが本来の水準に届いていないとの認識を示す一方、その能力を信じていると語っていた。
25歳で迎えた今季、久保には得点やアシストで攻撃をけん引する働きが求められる。右サイドと中央を行き来する役割の中で持ち味を発揮し、再び先発として結果を積み重ねられるか。チームの立て直しとともに、久保の巻き返しが注目される。
レアル・ソシエダBで活躍する喜多壱也も、リザーブチームでフル稼働中。トップチームでの試合出場はまだだが、昨シーズンのうちにベンチに座った経験はある。彼の台頭もまた、ラ・レアルの命運を左右する鍵のひとつかもしれない。
【著者プロフィール:編集部】
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