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W杯で評価が急上昇したのは?日本代表市場価値ランキング6位~10位

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images


日本代表市場価値ランキング【写真:Getty Images】



 17日、9月と10月の代表ウィークに向けた日本代表メンバーが発表され、総勢31人の選手が招集された。今回の代表ウィークは4試合が連続で行われるため、より多くの選手が起用されることだろう。そんな日本代表選手の中で、最も市場価値が高い選手はだれなのか。今回は日本代表の市場価値ランキングを作成し、1位から10位まで紹介していく。(市場価値、成績は『transfermarkt』参照、9月18日現在)[1/5ページ]



10位:中村敬斗(なかむら・けいと)


オリンピック・リヨン所属の中村敬斗【写真:Getty Images】



生年月日:2000年7月28日
所属クラブ:オリンピック・リヨン(フランス)
現在の市場価値:1200万ユーロ(約21億6000万円)
通算代表成績:29試合11ゴール4アシスト

【21億円の男】

 日本代表市場価値ランキング10位にランクインしたのは中村敬斗だ。今夏念願の移籍を果たした同選手の市場価値は1200万ユーロ(約21億6000万円)を記録している。
 オーストリアのLASKでリーグ戦14ゴール7アシストと抜群の成績を残した中村は、2023年夏にスタッド・ランスへと加入。5大リーグに活躍の舞台を求めた。

 初年度の23/24シーズンこそ怪我の影響もあり目立った活躍はできなかったが、24/25シーズンに本領を発揮することとなる。

 左ウイングとして起用された中村は、シーズン序盤に5試合連続得点を記録するなど、フィニッシャーとしての才能をいかんなく発揮。最終的にリーグ戦11ゴールをマークし、クラブのトップスコアラーとなっている。

 しかし、ランスはこのシーズン低迷し、昇降格プレーオフに巻き込まれてしまう。最終的に2部降格を喫し、中村が思い描いたであろうキャリアから外れていくこととなる。

 同選手は2部でのプレーを拒み、他クラブへの移籍を希望。練習拒否など強気の姿勢をとったが、高額な移籍金が設定された日本人アタッカーに対して獲得に動くクラブは現れず、残留することとなった。

 中村にとっては失意の夏となったが、その中でも25/26シーズンで14ゴールを記録。FIFAワールドカップ2026(W杯北中米大会)では、得意のカットインから右足一閃でオランダ代表のゴールを撃ち抜き、その実力を示した。



【念願の移籍が実現】

 W杯で結果を残し、移籍に向けて大きなアピールとなった中村だが、移籍市場終盤まで他クラブの反応はあまり好ましいものではなかった。

 昨夏と同様、ランスは高額の移籍金を設定。マルセイユなど複数クラブが獲得に動いたものの、最終的に移籍は実現しなかった。

 そのまま移籍市場が閉幕するかと思われたが、ここで中村の獲得に乗り出したのがオリンピック・リヨンだ。フランスの名門は固定の100万ユーロに大幅なボーナスを盛り込んだ総額2000万ユーロの移籍金で同選手を獲得。市場はすでに閉まっていたが、閉幕後も特別に国内リーグの選手を獲得できる「ジョーカー」制度を利用し、このディールが成立した。

 中村はすでに第4節パリFC戦でリヨンデビューを果たしており、UEFAヨーロッパリーグ(EL)ではアンデルレヒト戦で初ゴールも記録。待ちわびた新天地で、彼がどのようなプレーを見せてくれるのか注目だ。

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