
ウルグアイ代表予想スタメン【写真:Getty Images】
FIFAワールドカップ 2026(北中米W杯)閉幕後、初めての国際Aマッチウィーク。サッカー日本代表は、遠藤航の代表引退など世代交代が進む中、森保一監督は先のW杯をベースにしながらA代表初選出の選手も4人招集した。新たなサムライブルーは初陣でウルグアイ代表と対戦する。今回は、ディエゴ・フォルラン新監督を迎えた南米の強豪のスタメンを予想する。[5/6ページ]
WG:ファクンド・ペリストリ

ウルグアイ代表FWファクンド・ペリストリ 【写真:Getty Images】
生年月日:2001年12月20日(24歳)
所属クラブ:パナシナイコス(ギリシャ)
2026/27リーグ成績:2試合0得点0アシスト
代表通算成績:39試合2得点9アシスト
右WGには、ディエゴ・フォルランの愛弟子とも言えるファクンド・ペリストリが起用されると予想する。
ペニャロールの下部組織出身のペリストリは、17歳でトップチームに昇格した。その才能を高く評価し、積極的に起用した監督の一人がフォルランだ。ペリストリ自身も、レジェンドの指導を受けたことを「信じられないくらいすごい瞬間」と振り返っている。
ペリストリを信頼して起用したフォルランは、2020年10月にマンチェスター・ユナイテッドからオファーが届いた際、元チームメイトで当時の監督だったオーレ・グンナー・スールシャールに、当時18歳だったアタッカーを推薦したという。
今回のウルグアイ代表は、右ワイドのポジションが手薄だ。フェデリコ・バルベルデが負傷離脱したほか、FIFAワールドカップ2026(北中米W杯)のグループリーグ第3戦で退場したアグスティン・カノッビオも出場できない。
こうした状況を踏まえ、フォルラン新監督は2025年11月を最後に代表から遠ざかっていたナイタン・ナンデスを復帰させた。ただ、ナンデスも怪我明けであり、21日に来日しているとはいえ、コンディション面には不安が残る。
こうした状況を考慮すると、フォルラン監督との関係性も含め、ペリストリを右WGで起用するのが現実的な選択肢になるだろう。
CF:ダルウィン・ヌニェス

ウルグアイ代表FWダルウィン・ヌニェス【写真:Getty Images】
生年月日:1999年6月24日(24歳)
所属クラブ:アル・ディルイーヤ(サウジアラビア)
2026/27リーグ成績:5試合3得点0アシスト
代表通算成績:41試合13得点3アシスト
ワントップには、今夏に出場機会を失っていたアル・ヒラルから移籍を果たしたダルウィン・ヌニェスが起用されると予想する。
2025年夏にリヴァプールからアル・ヒラルへ完全移籍したストライカーだったが、今冬に元フランス代表FWカリム・ベンゼマがアル・イテハドから加入したことで、リーグの登録メンバーから外れた。
思わぬ形で出場機会を失ったヌニェスはフォームを崩していたが、今夏には同じサウジアラビアのアル・ディルイーヤへ活躍の場を移し、リーグ戦5試合で3得点とまずまずのスタートを切っている。
マルセロ・ビエルサ前体制では不動のエースとして期待され、3位に入った2024年のコパ・アメリカ(南米選手権)までの13試合で10ゴール3アシストを記録するなど、チームの中心を担っていた。
ところが、2024/25シーズン以降は、当時所属していたリヴァプールでの自信喪失やアル・ヒラルへの移籍など、複数の要因が重なり、代表でもゴールから遠ざかるようになった。
直近で出場した代表戦では16試合連続でゴールがなく、FIFAワールドカップ2026(北中米W杯)でも不完全燃焼に終わっている。
エディソン・カバーニやルイス・スアレス以降、ストライカーの人材が不足しているウルグアイ代表にとって、ヌニェスの復活は重要なテーマだ。
かつて自身も世界屈指のストライカーとして活躍したフォルラン新監督の下で、眠れるエースが再び輝きを取り戻せるか。今回の日本代表戦は、その第一歩となるかもしれない。
WG:マキシ・アラウホ

ウルグアイ代表FWマキシ・アラウホ【写真:Getty Images】
生年月日:2000年2月15日(26歳)
所属クラブ:スポルティングCP(ポルトガル)
2026/27リーグ成績:5試合1得点1アシスト
代表通算成績:31試合5得点10アシスト
左WGには、所属するスポルティングCPでは主に左SBを務めるマキシ・アラウホが起用されると予想する。
左サイドであれば複数のポジションをこなせる選手で、本職は左SBながら、アタッカー顔負けの突破力と決定力を備えている。ウルグアイ代表は左SBの層が厚いこともあり、2023年6月の代表デビュー以降、一貫して左WGで起用されてきた。
FIFAワールドカップ2026(北中米W杯)では、多くのウルグアイ代表選手が評価を落とす中、アラウホは世界的に知名度を高める大会になったと言っても過言ではない。
3試合で1ゴール2アシストを記録し、ウルグアイ代表が北中米W杯で挙げた全ゴールに直接関与した。
市場価値もすでに4000万ユーロ(約74億円)に到達しており、今夏の移籍市場でも注目を集めた一人だった。しかし、スポルティングCPとは新たに2030年夏までの契約を締結。移籍を前提とした契約延長ではなく、本人のコメントからも、長期的な在籍を望んでいることがうかがえる。
ディエゴ・フォルラン新監督にとっても、重要な戦力になることは間違いないだろう。同じくスポルティングCPに所属するロドリゴ・サラサールとともに、これからのウルグアイ代表を牽引することが期待される。
新体制の初陣となる今回の日本代表戦でも、先発起用が濃厚だろう。