
ここまで最も盛り上がっているのは? J1平均観客数ランキング1位~5位【写真:Getty Images】
2026/27シーズンの明治安田J1リーグは、第10節までの100試合で222万84人を動員し、1試合平均2万2201人と過去最高ペースで推移している。では、最も多くの観客を集めているクラブはどこなのか。Jリーグ公式データサイトを基に、全20クラブのホームゲーム平均入場者数をランキング化した。※集客記録は第10節終了時点のもの[3/5ページ]
3位:横浜F・マリノス

横浜F・マリノスのサポーター【写真:Getty Images】
2026/27シーズン平均動員数:35,969人
総入場者数:143,876人
最多動員試合:第1節 鹿島アントラーズ戦(63,960人)
本拠地:日産スタジアム
※最多動員試合はMUFGスタジアム(国立競技場)で開催。
【Jリーグの歴史を塗り替えた開幕戦】
平均3万5969人でランキング3位に入った横浜F・マリノスは、上位5クラブの中で1試合の影響を最も大きく受けたチームだ。
8月7日のJ1リーグ開幕節、鹿島アントラーズとの一戦をMUFGスタジアム(国立競技場)で開催し、6万3960人を動員。Jリーグ公式によれば、2019年に日産スタジアムで記録した従来のリーグ戦の最多人数である6万3854人を上回り、新記録を樹立した。
もっとも、この数字を今季の通常の集客力と同一視することはできない。2026/27シーズンのホーム4試合の総入場者数は14万3876人で、国立の開幕戦だけで約44%を占める。
残る日産スタジアムの3試合は、ヴィッセル神戸戦が3万6601人、京都サンガF.C.戦が1万7521人、水戸ホーリーホック戦が2万5794人だった。
【国立を除くと平均は約2.6万人】
国立開催を除いた平均は約2万6639人。2025年の年間平均2万6578人とほぼ変わらない。
全4試合の平均は昨季比約35.3%増となるが、その伸びの大部分を開幕戦が生んだことになる。数字の見え方が、集計の対象によって大きく変わる典型例だ。
開幕の鹿島戦は3-4の敗戦に終わったが、記録的な入場者数とともに新シーズンの幕を開けた。
一方、京都戦は平日夜の開催で、観客は国立での開幕戦の3分の1にも届かなかった。相手や曜日、開催地など、複数の条件が集客に影響する。
とはいえ、平日開催は他のクラブも集客に苦戦する傾向にあり、同じく9月2日(水)に行われたゲームで比較すると、全10試合のうちマリノス対京都は上から3番目の動員数だった。その事実からもマリノスの集客における地力の高さがうかがえる。
今季序盤の平均を大きく押し上げた記念試合の熱狂を、通常のホームゲームへどうつなげるか。マリノスの残りのシーズンを考えるうえで、そこが注目点になる。