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フォーカス 2026.11.2 06:00

代わりは誰? サッカー日本代表、上田綺世の代役に推薦したい選手5選

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images
サッカー日本代表、上田綺世の代役に推薦したい選手5選
サッカー日本代表、上田綺世の代役に推薦したい選手5選【写真:Getty Images】


 日本代表の最前線を担ってきた上田綺世が負傷し、11月の代表活動への参加が不透明となっている。得点力だけでなく、前線からの守備や周囲との連係でも重要な役割を果たしてきたエースの穴を、誰が埋められるのか。今回は上田の代役に推薦したい5人をピックアップ。2026/27シーズンの成績やプレー内容をもとに、それぞれの可能性を探った。※成績は10月30日時点のもの。[5/5ページ]

FW:小川航基(おがわ・こうき)

FC町田ゼルビア 小川航基
FC町田ゼルビアの小川航基【写真:Getty Images】


所属チーム:FC町田ゼルビア(日本)
2026/27シーズンリーグ成績:9試合4得点0アシスト
日本代表通算成績:18試合11得点

【わずか30分で逆転2発!】

 上田綺世の代役として、実績面で有力なのが小川航基だ。身長186cmを生かしたヘディングと、ゴール前での駆け引きが持ち味。2022年には横浜FCでJ2得点王に輝き、オランダのNECでも得点を重ねた。

 日本代表では通算18試合11得点。FIFAワールドカップ 2026(北中米W杯)にも出場しており、森保一監督のチームを知る点でも強みがある。

 今夏、NECからFC町田ゼルビアに移籍。2026/27シーズンでは、途中合流ながらJ1リーグ第12節終了時点で9試合4得点を記録している。データサイト『FotMob』によれば、ゴール期待値(xG)は5.2でチーム最多だ。

 一方、決定機を逃した回数は9回。得点を奪っている一方で、シュート精度には改善の余地も残る。数字からは、ゴール前で数多くのチャンスに関わるストライカー像が浮かぶ。



【清水戦で見せた巧みなラインブレイク】

 なかでも印象的だったのが、9月2日の川崎フロンターレ戦だ。0-1の60分に途中出場すると、75分に相馬勇紀のCKを頭で合わせて同点。81分には中村帆高のクロスに反応して右足で逆転弾を決め、2-1の勝利をもたらした。

 30分の出場で2得点を奪い、クロスが入る瞬間のポジショニングと、少ない時間で勝負を決める嗅覚を示した一戦だった。

 10月21日の清水エスパルス戦でも、明本考浩のスルーパスに抜け出して得点。巧みなランニングで相手の最終ラインを破る動きも見せている。空中戦だけの選手ではないことは、代役候補を考える際に見逃せない。

 もっとも、上田が担ってきた仕事はゴール前だけに限らない。最前線からプレスのスイッチを入れ、背後へのランニングで相手の守備ラインを押し下げる役割も重要だ。小川にもそうした働きは求められるが、同じ動きや連係をすぐに再現できるとは限らない。

 町田では1トップだけでなくシャドーでも起用されており、周囲と関わる幅も広げている。それでも最大の魅力は、クロスやセットプレーを得点へ結びつける力だ。上田の「代用品」としてではなく、相手を押し込む展開や空中戦が増える試合で攻撃を変える選択肢として推薦したい。

【著者プロフィール:編集部】
国内外のサッカーを専門に取材・執筆・企画する編集チーム。戦術分析、ニュース報道、コラム制作からデータリサーチまで、各分野のスペシャリストが在籍しており、欧州主要リーグ、サッカー日本代表、Jリーグはもちろん、女子サッカーや育成年代まで幅広いテーマをカバーする。現地取材で得たリアルや、データを活用したユニークなコンテンツなど、読者に“今、本当に知るべきサッカー情報”を届けることを使命とし、読者に寄り添い、サッカーをより深く、より立体的に楽しめるコンテンツづくりを目指している。
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