2026/27シーズンのJリーグでは、横浜F・マリノスの三井寺眞をはじめとする若い力の台頭が大きな注目を集めている。そこで今回は、Jリーグ史上に刻まれてきた最年少得点記録の持ち主たちを紐解き、1位から10位までランキング化。彼らが記録を打ち立てた当時の状況や、その後歩んだキャリアを振り返っていく。[1/5ページ]
10位:久保建英(くぼ・たけふさ)
生年月日:2001年6月4日
得点時年齢:17歳2か月22日
得点日:2018年8月26日
対戦相手:ヴィッセル神戸
【イニエスタの前でJ1初ゴールを記録】
現在のサッカー日本代表で中心的な立場にある久保建英は、横浜F・マリノスに在籍していた2018年8月、ヴィッセル神戸との一戦でJ1での初ゴールを記録した。これは、Jリーグ全体で10番目に若い選手のゴールであり、J1に限定すると3番目の若さだ。
スペインの名門バルセロナで育った久保は、その後FC東京に加入し、飛び級でプロ入り。2018シーズンはFC東京のトップチームでなかなか出場機会を得られない中、8月にマリノスへの期限付き移籍が決まった。
8月22日の天皇杯・ベガルタ仙台戦で移籍後初先発・初アシストを記録すると、続く8月26日のJ1リーグ・ヴィッセル神戸戦で途中出場から得点し、17歳2か月22日でのJ1初ゴールを記録した。
当時の神戸には、バルセロナのレジェンドであるアンドレス・イニエスタが在籍しており、偉大な先輩の前で強烈な印象を残した。
【わずか3か月の在籍が飛躍の転機に】
マリノスでは3か月という短期間の在籍だったが、その後の飛躍を考えると、久保にとって必要な時間だったことがうかがえる。
2019シーズン、FC東京に復帰した久保は、J1で13試合に出場して4ゴールを記録し、同年夏にスペインへ渡った。
レアル・マドリードでは定位置確保に苦しんだものの、2022年のレアル・ソシエダ加入を機にブレイクし、日本代表をけん引するひとりとして期待に応え続けている。

