サッカーU-21日本代表は30日、第20回アジア競技大会の準決勝でウズベキスタンと対戦し、120分間を1-1で終え、PK戦の末に勝利した。この一戦について、長年にわたり日本代表やJリーグを取材し続けてきた名物記者の元川悦子氏に随時話を聞いた。(語り手:元川悦子)[1/6ページ]
大岩剛監督は「A代表でも4-3-3を…」
――スタメンが発表されました。今回も大幅に変更してきました。
「全員スタメン変更ですね。これは大胆ですが、大岩(剛)さんは今大会ずっとそうですね。GKも毎回入れ替えだし。2チーム分用意したってことなんでしょう」
――注目している選手はいますか?
「石井(久継)ですね。得点源。道脇(豊)も頑張ってほしいです」
――道脇はまだノーゴールですね。前の試合でンワディケ・ウチェブライアン世雄が決めただけに、燃えているでしょうね。
「そうだと思います。期待されている選手なので、ここで一気にブレイクしてほしいです」
――大岩監督はA代表でも4-3-3を貫くのでしょうか。
「そうじゃないですか。鹿島アントラーズでCBコンビを組んでいた岩政(大樹)さんもそう言ってました。先月話したので」
――そうですか。そうなると今の代表選手の序列も気になりますね。たとえば久保建英は右サイドですが、そこには伊東純也も堂安律もいます。
「そうですね。彼らをうまく併用していく方法を考えてはいくんでしょうけど、若い選手主体で立ち上げていくのかもしれないですね。(イビチャ・)オシムさんも最初そういう感じで、徐々に欧州組を組み込んでましたよ」
――なるほど。メンバーがガラッと変わる可能性も大いにありますね。ただ上田綺世や伊東は今シリーズ見ているとまだまだ外せないですね。
「森保(一)さんはベテランに若手を組み込む形ですが、大岩さんは自分のよく知るパリ・ロス五輪世代でまずはチームを作って、そこから堂安(律)とか板倉(滉)とかを入れていくアプローチかもしれないです。確かに伊東や上田は外せないですが」
――上田や伊東を超えなければいけない。ロス五輪世代のミッションはハードですね。
「そうなっていかないと、久保が言った通り、4年後も同じメンバーになってしまいます」

