ルヴァンカップなどでも導入されている追加副審【写真:Getty Images】
今季のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)にて、準々決勝以降の試合に「追加副審」が導入される。アジアサッカー連盟(AFC)が公式ウェブサイトで伝えている。
追加副審は、従来の主審と副審(ラインズマン)に加えて、ゴールライン上やペナルティーエリア内でのプレーに関する判定を補助するために配置される。ピッチ両側のゴールライン際に位置し、主審らと連携を取りつつ、より正確な判定を下す助けとなることが期待される。
イタリア・セリエAや欧州チャンピオンズリーグ(CL)などではすでに採用されているシステムであり、日本でも2016シーズンから導入。昨年のJ1チャンピオンシップなどでの一部導入に続き、今季はルヴァンカップの全試合で追加副審が導入されている。
AFCによれば、アジアの大会での追加副審導入は初めて。今季ACLでは準々決勝から決勝までの全試合で導入される。新システムの成功が確認されれれば、2019年アジアカップ本大会などでも採用することが想定されている。
ACL準々決勝は6日に組み合わせ抽選が行われ、日本から勝ち残っている川崎フロンターレと浦和レッズの直接対決が決まった。1stレグは川崎Fのホームで8月23日、2ndレグは浦和のホームで9月13日に開催が予定されている。
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