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鹿島、遠藤&鈴木ゴールで札幌下し4位浮上。ACL出場権争いも大混戦

text by 編集部 photo by Getty Images for DAZN

鈴木優磨
鹿島アントラーズの鈴木優磨【写真:Getty Images for DAZN】

【北海道コンサドーレ札幌 0-2 鹿島アントラーズ J1第27節】

 明治安田生命J1リーグ第27節の試合が23日に行われ、北海道コンサドーレ札幌と鹿島アントラーズが対戦した。

 試合前の時点で5位に位置する札幌は、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)出場圏内の3位FC東京とわずか2ポイント差。7位の鹿島も札幌と2ポイント差に位置しており、出場権争いを大きく左右する可能性のある直接対決となった。

 火曜日にマカオでACLの試合を戦った鹿島にはコンディション面の不安もあったが、24分に先制点を奪うことに成功。ペナルティーエリア手前左サイドから鈴木優磨が絶妙なクロスを入れ、逆サイドから飛び込んだ遠藤康が右足で合わせて強烈なシュートを突き刺した。

 1点リードで前半を折り返した鹿島は、後半開始直後にリードを広げる。安西幸輝が宮澤裕樹に倒されてPKを獲得すると、鈴木が冷静に蹴り込んで2-0とした。鈴木は今季10点目で、自身初の二桁ゴール達成となる。

 早坂良太、三好康児、そして小野伸二を立て続けに投入して打開を図る札幌だが、最後までゴールは奪えず。0-7で大敗した前節川崎フロンターレ戦に続いて、今季2度目の連敗を喫した。

 一方の鹿島は札幌などを上回り、今季最高順位の4位に浮上。FC東京と1ポイント差に迫り、今季に続いてのACL出場に向けて前進している。だが1試合を多く残す札幌を含め、3位から7位まで5チームが2ポイント差という大混戦だ。

【得点者】
24分 0-1 遠藤康(鹿島)
48分 0-2 鈴木優磨(鹿島)

【了】

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