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日本代表 4年前

日本代表どこよりも早い採点、森保一監督まとめ(6)。「日本晴れ」お披露目も内容は曇天、過去最低レベルの「2点」も…

森保一監督の日本代表と五輪代表チームの兼任が発表されてから、約1年半が経過しようとしている。AFCアジアカップ2019では準優勝とまずまずの成績を収めていたが、今年最初の公式戦となったAFC U-23選手権(東京五輪アジア最終予選)では、まさかのグループリーグ未勝利に終わり、最下位で大会を去るなど、森保監督への評価は時間が経つごとに低下している。非常に厳しい状況だ。今回は、フットボールチャンネルでお馴染みとなっている「どこよりも早い採点」から、森保監督これまでの歩みを振り返っていく。第6回はカタールワールドカップ・アジア2次予選の3試合、キリンチャレンジカップ2019の1試合(ここまで日本代表)、キリンチャレンジカップ2019の1試合(U-22日本代表)。

シリーズ:どこよりも早い採点 text by 編集部 photo by Getty Images

カタールW杯・アジア2次予選 モンゴル戦

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カタールW杯・アジア2次予選第2節、モンゴル戦の日本代表スターティングメンバー

【AFC U-23選手権の日程・テレビ放送予定はこちら】

【日本代表 6-0 モンゴル代表 カタールワールドカップ・アジア2次予選 第2節】

 カタールワールドカップ・アジア2次予選の初陣となったミャンマー戦は、敵地で2-0と勝利。7大会連続のワールドカップ出場に向け、森保ジャパンは幸先良いスタートを切っている。

 そのミャンマー戦から1ヶ月後の2019年10月10日、今度は舞台を埼玉スタジアムに移し、日本代表はカタールW杯・アジア2次予選の第2節でモンゴル代表と対戦している。

 ホームでの一戦を白星で終えたい森保一監督は、この試合でMF伊東純也、MF南野拓実らを起用。怪我で不在となっていたFW大迫勇也に代わり、1トップにはFW永井謙佑が名を連ねている。

 立ち上がりから格下のモンゴル代表相手に攻め続けた日本代表は、22分に伊東のクロスを南野が頭で合わせ先制ゴールをマーク。さっそくリードを奪った。

 そしてその後は、森保ジャパンが怒涛のゴールラッシュを見せる。29分にコーナーキックからDF吉田麻也が得点を挙げると、33分にDF長友佑都がゴール。40分には永井がヘディング弾を沈めるなど、前半だけで大量4得点を奪っている。

 後半に入っても勢いを落とさなかった日本代表は、56分にMF遠藤航が代表初ゴールをマーク。終盤の82分には遠藤の強烈なミドルシュートのこぼれ球を拾ったFW鎌田大地が頭で押し込み、大量6得点を奪った。試合はそのまま6-0で終了している。

 ボール支配率72%、シュート数41本、被シュート数0本とモンゴル代表を圧倒した森保ジャパン。伊東らが繰り出すスピード感溢れる攻めは幾度となく相手の脅威となっており、鎌田と遠藤が代表初ゴールを奪うなど、収穫の多いゲームとなった。この試合の森保監督の採点は以下の通り。

森保一 6.5 伊東や永井を起用するなどスピード感のあるゲームを披露。大勝で2次予選におけるホーム開幕戦を飾った

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