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世界最高のベテランは誰だ! 35歳以上サッカー選手能力値ランキング16位~20位。ついに日本人選手が登場!(19/20シーズン確定版)

リオネル・メッシやクリスティアーノ・ロナウドを筆頭に、世界には数々のスター選手が存在する。しかし、それらの選手のどこが優れてどこが劣っているのかを知る者はあまり多くはないはずだ。今回フットボールチャンネル編集部では、世界屈指の実力者たちの各能力を様々なデータを参照して数値化し、平均値を算出。それをもとにしたランキングを紹介する(ポジションは主に所属クラブのもの、市場価格は『transfermarkt』を参考)。※成績は6月19日時点

シリーズ:19/20能力値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

20位:かつて欧州を席巻したストライカー

カルロス・テベス
カルロス・テベスの能力値や今季リーグ戦成績など【写真:Getty Images】

FW:カルロス・テベス(元アルゼンチン代表/ボカ・ジュニアーズ)
生年月日:1984年2月5日(36歳)
市場価格:80万ユーロ(約9600万円)
今季リーグ戦成績:17試合出場/9得点2アシスト


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 ベテランサッカー選手能力値ランキングの20位に入ったのは、元アルゼンチン代表のカルロス・テベス。ウェストハム、マンチェスター・ユナイテッド、マンチェスター・シティ、ユベントスといったクラブで数多くのタイトルを手にしているなど、かつて欧州を席巻したストライカーの一人だ。現在はプロデビューの地であるボカ・ジュニアーズに復帰しており、キャプテンとしてチームを束ねている。

 シティ在籍時にはプレミアリーグ得点王に輝いているテベスであるが、現在も点取り屋としての才能はまったく錆びついていない。ゴール前での嗅覚、シュートセンスは抜群に高く、身長173cmと小柄ながらフィニッシュの威力も十分。チャンスと見れば身体を投げ出す泥臭いプレーで得点を奪うこともある。今季リーグ戦17試合の出場で9得点を奪っている事実が、テベスのストライカーとしての怖さを物語っていると言えるだろう。

 また、プレーを見る限り「スピード」が落ちている印象は否めないが、身体が非常にがっしりとしており、そのパワフルさを活かした「ドリブル」の威力は今もなお健在。簡単にボールを奪われることが少ない。また、ボカではセカンドストライカーとしてプレーしているテベスだが、得点以外にチャンスメークでも貢献。意外性のあるスルーパスを通すこともあるなど、「パス」に関しても十分なレベルにあると言えそうだ。

 現在36歳となったテベスであるが、選手本人は今後、ヨーロッパに復帰することも視野に入れている様子。元アルゼンチン代表ストライカーの冒険はまだまだ続きそうだ。

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