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サッカー日本代表をスペインメディアが分析。「永遠の課題」と評される部分とは?【カタールW杯】

text by 編集部 photo by JFA

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日本代表
【写真:日本サッカー協会】



注目選手には冨安健洋や南野拓実を挙げる

 カタールワールドカップ組み合わせ抽選会が現地時間1日に行われ、日本代表はスペイン代表、ドイツ代表、コスタリカ代表またはニュージーランド代表とともにグループEに入ることが決定した。対戦国の各メディアも早速日本代表について分析を行っている。



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 スペイン紙『マルカ』では、組み合わせの決定した全チームの概要や分析を掲載。日本代表については、長所として「速く、フィジカルを生かし、直接的で、相手を“せきたてる”ようなサッカー」、短所として「守備は良くなったが、時折“うっかり”もある」と評している。スター選手としてはDF冨安健洋をピックアップし、「後方で安心できる存在」と紹介した。

 日本代表に対する各ポジションの5段階評価で、守備と中盤はどちらも「3」。だが攻撃はもう一段階低く「2.5」としており、FW陣はカタール、エクアドル、サウジアラビア、チュニジア、ガーナと並んで出場国で最も低い評価とされている。

『アス』紙では日本代表のスター選手として南野拓実を選出。「堂安(律)や久保(建英)といった若いタレントの爆発を待ちつつ、リバプール所属の南野がリーダーとなるべき存在。リバプールでの出場機会は少ないが、出場すれば才能を垣間見せている」とコメントを添えた。

 一方で、日本代表全般について「なかなか望む結果を出せていない」「クオリティーを高めきれていない」と厳しい評価も。「スタイルは確立させたが、高レベルなGKやゴールを量産できるFWなど重要な要素が欠けている」とも述べている。

 同紙のアクセル・トーレス記者も日本代表について分析記事で詳細に紹介。南野や伊東純也などサイドアタッカーが最大の武器だとしつつ、自陣と相手ゴール前の「両エリアは永遠の課題」であり、「ゴール前で守る場面でもシュートを狙う場面でも決定的な強さが足りない」と評している。

【了】

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