日本代表は8日、ハビエル・アギーレ監督の就任2試合目となるベネズエラ戦(9日)に向けた前日練習を横浜市内で行った。
DF吉田麻也(サウサンプトン)は、アギーレ監督の求める守備戦術について「アンカーを置くタイプのチームの守備としてはオーソドックス。ラインを上げて積極的にプレスに行くというよりは、組織を作って相手が入って来たところを突くという感じ」と明かした。
また、ザッケローニ監督との違いを問われると「監督が変わればサッカーが変わるのは当然。クラブでも慣れている」としながらも、「継続出来ている部分もある。DFラインのコントロールは、ザックさんから細かく言われたところだから意識してやれている」と前体制で培ったことも融合出来ているようだ。
そして、ベネズエラ戦に向けた修正点については「カウンターのスペースは生まれるので、MFの推進力がもっと必要になる。ウルグアイ戦では前線の選手がボールを奪っても後ろの選手が付いて行けなかった。より運動量が求められる」と語った。
さらに、「個人的には毎試合勝ちにこだわりたい。ウルグアイ戦では2点目を取られた後にもそういう部分が出てこなかったのがチームとして残念。勝たなかったらタダで帰ってくるだけで終わってしまう」と勝利を追求する姿勢を示した。
【了】
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