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勝利の立役者・今野、31歳にしてさらなる成長に意欲「今日もいい勉強になった、ホントに」

text by 編集部 photo by Getty Images

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攻守に積極的なプレーでチームに流れを引き寄せたMF今野泰幸【写真:Getty Images】

 日本代表は18日、ヤンマースタジアム長居でオーストラリアと対戦して2-1で勝利を収めた。

 MF今野泰幸は、後半開始から遠藤保仁と交代で投入。ブラジルW杯以来の代表戦出場となったことには「Jリーグにも良い選手が沢山いる中で、代表に来たくても来れない選手がいる。だからこそミスしてもいいから積極的なプレーをしようというのは心掛けた」と心境を述べた。

 そして、その言葉通りに攻守に積極的なプレーでチームに流れを引き寄せると、先制ゴールも決めて勝利に大きく貢献。しかし、アギーレ監督からは「ゴールよりケーヒルへの削りがよかった」と守備面を評価されたことに苦笑いを浮かべた。

 それでも、「もし今日ゴールがなかったら、ただの普通の選手で終わっていたかもしれない」と自らの活躍に胸を張った。

 この試合のパフォーマンスによって、アジア杯メンバー入りの可能性も高まったが、「紙一重。自分を信じ続けてやるしかない」と気持ちを切らさず、「ボランチとしてどんどんレベルを上げていきたいと思っているから、今日もいい勉強になった、ホントに」と31歳ながらさらなる成長に意欲を見せた。

【了】

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