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ルヴァンカップの結果は？

　2025JリーグYBCルヴァンカップ1stラウンド2回戦の6試合と、3月26日に予定されていたものの、愛媛県今治市で発生した林野火災の影響で延期となっていた1回戦のFC今治対徳島ヴォルティスが9日に行われた。ジュビロ磐田と清水エスパルスによる“静岡ダービー”など、各地で熱戦が繰り広げられた。

　J2のヴァンフォーレ甲府が、FC町田ゼルビアをホームに迎えた一戦。前半アディショナルタイムに獲得したPKを仙頭啓矢が決めて、アウェイの町田が先制する。最後までこの1点を守り切った町田が、1-0で次のラウンド進出を決めた。

　磐田と清水のダービーマッチは、開始早々の1分にアフメド・アフメドフのゴールでアウェイの清水が幸先よくリードを奪う。それでも磐田は、53分に川崎一輝の得点で同点に追いつくと、80分にはリカルド・グラッサがネットを揺らして、逆転に成功。磐田が2-1で清水を下している。

　レノファ山口FCと鹿島アントラーズの一戦は、ゴールレスで後半へ。試合が動いたのは19分。64分に小澤亮太がネットを揺らして、山口が均衡を破る。しかし、J1の意地を見せる鹿島は、師岡柊生がゴールを奪い、81分に同点に。試合は延長戦に突入する。それでも両チームに得点は生まれず、決着はPK戦へ。これを山口が5-3で制し、金星を挙げた。

　J3の松本山雅FCとJ1のアルビレックス新潟の戦いは、アウェイの新潟が19分に笠井佳祐の得点で均衡を破る。さらに、63分には奥村仁がネットを揺らして、アウェイチームがリードを2点に広げる。このまま試合は終了し、新潟が次のラウンドへと駒を進めた。

　V・ファーレン長崎対湘南ベルマーレは、34分にルイス・フェリッピがネットを揺らし、湘南が試合を動かす。それでも長崎は、64分に七牟禮蒼杜のゴールで試合を振り出しに戻して、延長戦に突入。追いつかれた湘南だったが、延長前半13分に鈴木章斗がゴールを奪い、勝ち越しに成功。このまま湘南が逃げ切って2-1で、長崎を下した。

　モンテディオ山形と京都サンガF.C.の一戦。前半アディショナルタイムに永田倖大が得点を奪い、京都が先に試合を動かす。終わってみれば、このゴールが決勝点となり、京都が1-0でアウェイゲームをものにした。

　FC今治が徳島ヴォルティスをホームに迎えたゲームは、0-0で迎えた54分、ホームチームが試合を動かす。日野友貴がネットを揺らして、均衡を破る。さらに64分には、藤岡浩介がゴールを奪って2-0に。72分には坪井清志郎の得点で徳島が1点差に迫ったものの、反撃はここまで。2-1で今治が勝利を収めている。

9日に行われたルヴァンカップの結果は以下の通り。

ヴァンフォーレ甲府 0-1 FC町田ゼルビア
ジュビロ磐田 2-1 清水エスパルス
レノファ山口FC 1-1（PK:5-3 ） 鹿島アントラーズ
松本山雅FC 0-2アルビレックス新潟
V・ファーレン長崎 1-2 湘南ベルマーレ
モンテディオ山形 0-1 京都サンガF.C.
FC今治 2-1 徳島ヴォルティス※延期分
　

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