Jリーグ 最新ニュース
【写真:編集部】
北海道コンサドーレ札幌DF大﨑玲央が部分合流
北海道コンサドーレ札幌は10日、12日の水戸ホーリーホック戦に向けて、札幌・宮の沢でトレーニングを行った。3月7日の練習で左ふくらはぎの痛みを訴え、離脱していたDF大﨑玲央が部分合流。前節、今季ホーム初勝利を挙げたチームにとって、頼もしい存在が帰ってきた。
通常より1270円お得に観るならDMM×DAZNホーダイ[PR]
「新しい風は吹かせます!吹かせがちなんで」
取材に応じてくれた大﨑の表情は明るかった。彼がチームに加われば、また新しい風が吹きそうだと、思わずそう思わせてくれるような予感がした。
トレーニングでは、8対8のゲームに参加するなど、元気な姿をみせた。「(怪我を)繰り返さないように(離脱期間を)あえてちょっと長めにとっていた。慎重にというところだったので、ちょっと時間はかかりましたけど、最初の予定通り、コンディションも全然いいです」と自身の怪我の状態を話し、戦列復帰へ一歩前進した。
大﨑は札幌に加入して2年目。開幕から最終ラインの中央で3戦連続スタメンとして出場していたが、3月7日の練習中に左ふくらはぎを痛め、左腓腹筋腱膜損傷と診断されていた。ホーム開幕直前の出来事だった。
「でもやっぱ、このチームに来て、(MF深井)一希がリハビリしてるところを見てたので、正直萎えはしましたけど、そんなことも言ってらんないなみたいな。あいつがあんなリハビリしてるところを見ていたので、そこはある意味、原動力になりましたけど」と昨季、5度目の膝の負傷から復帰を果たした“不屈の男”、深井の存在が支えになっていたという。
札幌は開幕から4連敗を喫し、リーグ戦ここまで8試合を戦い、3勝0分5敗と中々思うような結果に結びついていない状況だ。それでも、前節、もがきながらもようやくつかんだ今季ホーム初勝利に「いい時悪い時もちろんありますけど、今はすごくチームがひとつになってきていると思います」と変化していくチームの状況をみつめていた。
チームを離れていたからこそ、見えてきたものもある。
「この間の試合の姿勢は本当にベースにしていかなきゃいけないところだと思う。ああいうのをベースにしていければ、もっとチームが良くなっていくし、勝てない試合でも引き分けに持ち込むことができるし、引き分けで終わりそうな試合も勝ちに繋げることもできると思うので、(前節の勝利は)大きな1勝ですけど、もっともっと自分たちが目指すところは上だから、それを継続していければいいと思います」と気持ちを新たに完全合流を目指す。
(取材・文:編集部)
【Amazonギフトカードのプレゼントあり】アンケートへのご協力をお願いします【関連記事】
「5試合負けた中で学んだ」北海道コンサドーレ札幌に「ここから連勝していけるような雰囲気」高嶺朋樹が感じるチームの空気感
北海道コンサドーレ札幌は? J2戦力総合評価ランキング1〜10位【2025年】
北海道コンサドーレ札幌は大きく変わる。岩政大樹新監督が目指す理想像。「勝手に選手が見つける」サッカーとは【コラム】
【了】