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タイの高校2年生が北海道コンサドーレ札幌の練習を見学
北海道コンサドーレ札幌は16日、タイのユース年代選手を対象としたセレクションで選ばれた高校生を練習に招待した。これまでタイとの交流をさかんに行ってきた札幌。練習後にはタイ出身の17歳が札幌に所属するタイ代表のスパチョークと対面し、憧れの存在へ胸を高鳴らせた。
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札幌は去年の12月、タイ・バンコクにてタイのユース年代選手を対象としたセレクション「Consadole Attacker Search powered by MIZUNO」を開催した。タイの次世代タレントの発掘・夢を与えることを目的に、2023年にスタートしたプロジェクトだ。
今回、セレクションの結果、選出された高校2年生のチサヌポン・シラースワン選手が札幌の練習を見学。右サイドを主戦場とする17歳は今後、アカデミーの札幌U-18の練習にも参加する予定だ。
札幌は2013年からJリーグと連携して、東南アジアを中心とした海外クラブとクラブ間提携を結び、選手の期限付き移籍やアカデミーを含めた練習生の受け入れなど、交流を温めてきた。2017年にはタイのスター選手であるチャナティップを獲得。さらに、2022年にはタイ代表のスパチョークが加入し、現地でのコンサドーレ人気は高まっている。
タイのスター選手を夢見て、その憧れの存在が所属しているチームへとやってきた17歳の少年は、自らも同じ道を歩もうとしている。
「みんなのアイドルです。チェック(スパチョークの愛称)はプロとしてすごく一生懸命にプレーしていて、それ以外も幸せそうにプレーしていますし、自分もそのようなプロになりたいです。憧れの存在です」とスパチョーク本人と練習後に交流した17歳の少年は、興奮を隠せないようだった。
このプロジェクトは今年で2回目となる。J1リーグ時代は毎試合、タイで札幌の試合が放送されていたが、J2リーグは現在放送されていない。それでも、これまでのように北海道とタイとの懸け橋になれるよう、活動を続けていく。
(取材・文:編集部)
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