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【写真:Getty Images】
北海道コンサドーレ札幌・岩政大樹監督が試合を総括
北海道コンサドーレ札幌は25日、明治安田J2リーグ第11節でRB大宮アルディージャとアウェイで対戦し、0-1で敗れた。勝てばプレーオフ出場圏内に近づける、昇格戦線において負けられない一戦だった。岩政大樹監督が試合後の会見に応じ、この敗戦は自分の力不足であると強調した。
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アウェイ、そして平日ナイターという条件にもかかわらず、札幌のゴール裏はまるでホームのように赤と黒でぎっしりと埋め尽くされていた。それだけに勝利という形で届けたかったが、それは叶わなかった。
「たくさんのサポーターの皆さんがNACK5(スタジアム大宮)をホームにしていただいて、選手たちを奮い立たせていただきました。それに結果で応えることができずに悔しく思っています。ただ選手たちはよく戦いましたし、サポーターの声を聞いて、しっかり足を動かして、最後まで戦う姿勢を見せましたので、きょうの結果は致し方ないかなというふうに思っています」と岩政監督はきょうの試合を振り返った。
1年でのJ1復帰を掲げている札幌だが、11試合を終えてこれで早くも7敗目。勝点12で16位の札幌は、プレーオフ出場圏のチームとの勝点差を5に広げてしまったが、「僕たち現場の人間なので可能性がある限り、取り組んでいくだけです。選手たちにもいつも言ってますが、評論家は可能性が何%あるかないかの話をします。僕たちは可能性があるかないかしか話をする必要がないので、可能性がある限りはチャレンジをしますし、なくなれば次のチャレンジにしますし、それだけの話ですね」とまだまだ昇格へあきらめるつもりなど毛頭にない。
奇しくも敗れた相手の監督はかつて、ファジアーノ岡山で監督と選手の間柄だった長澤徹監督。「前半、大宮がリズムをつかんで、それを僕たちが修正してリズムをつかんで、それに徹さんがまた対応してくるというところを楽しめた試合ではありました。お互いのチームの良さは出た試合だったと思いますし、これから何度か対戦させてもらえればいいなというふうに感じました」と純粋に監督としての初対戦の感想を述べた。
そして、敗戦の中にも次につながるヒントを得ているようにも感じた。
「(長澤監督は)僕にとって恩師と言える存在ですし、監督をやる上で徹さんであればどう考えるか、どういうことをするかということは、ひとつの僕のヒントになることが多いので、そういう監督にきょうは敗れてしまったなと。選手たちはよく戦ってくれたので、僕の力不足かなというふうに思いますね」と次節4月29日のホームでのV・ファーレン長崎戦に向けて、前を向いた。
(取材・文:編集部)
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