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カターレ富山MF松岡大智が豪快なミドルシュートを叩き込む

　カターレ富山は11日、明治安田J2リーグ第15節で、本拠地「富山県総合運動公園陸上競技場」に大分トリニータを迎え、1-1で引き分けた。この試合で先制点となるMF松岡大智が奪った得点は、華麗なパスワークと強烈なシュートから生まれた圧巻のゴールだった。

　10試合白星から遠ざかっている16位富山が、7位大分とのホームゲームに臨んだ。序盤から押し気味に試合を進めたホームチームは、23分に先制点を奪う。DF酒井崇一のパスからダイレクトパス3本で、アウェイチームの前からのプレスを回避すると、ボールは右サイドでフリーになっていた松岡大智に渡る。

　ボールを受けた松岡は、ボックス外中央20m程の位置まで持ち込むと、得意の左足を一振り。地を這うようなシュートは、ゴール右隅に突き刺さった。相手のプレスを無力化する後方からの素早いパスワークと松岡の思い切りの良さが光ったゴールだった。

　富山県出身のMFのゴールで先制したホームチームだったが、60分に有馬幸太郎に同点弾を浴び、1-1のドロー。11試合ぶりの白星を飾ることはできなかった。