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【写真：Getty Images】
横浜FC室井彗佑が湘南ベルマーレ戦へ抱負
横浜FCのFW室井彗佑は16日、あすの湘南ベルマーレ戦に向けて調整し、オンライン取材に応じた。10日のアビスパ福岡戦ではJ1初先発で初ゴールを決め、チームを6試合ぶりの勝利に導いた。少しずつ出場機会を増やしているプロ4年目の25歳は、自分の持ち味を出し、再びチームを勝利に導く。
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「その日はただただ、おめでとうって言われました」
母の日だった5月10日にJ1初ゴールをマークした室井は試合後、母と交わした会話を改めて振り返った。
去年、J3の大宮アルディージャから横浜FCに加入するも度重なる怪我の影響で思うように試合に出場することができず、昨季は悔しいシーズンを送ったが、「去年から怪我が多くて、でも外からゲームを見てて自分が入ったらどうすればいいかとか、そういったイメージはずっとしてて」と来るべきチャンスをうかがっていた。
5月6日の東京ヴェルディ戦から3試合連続出場と徐々にではあるが、出場機会を増やしてきている現状に対しては、「通用する部分と通用しない部分はありますし、スピード感だったりもやっぱりJ1は速いですし、もっと早く慣れて1点で満足せずにもっともっと結果を残していきたいなと思っています」と満足などしていない。
チームはリーグワーストの得点数、「10」と得点力不足に苦しんでいる。メンバー外で出場できない期間も、ピッチの外からただ試合を見ていたわけではない。自分が出たときに攻撃に厚みを持たせたいと思っていたはずだ。
「外から試合見てたときはやっぱりシュートの本数とかがそこまで多くないなっていうのを感じてて、だから自分が入ったら積極的にシュートを打とうとか、そういったのはしっかり思っています。あとは自分のストロングである背後であったり、そういったのはもっともっと増やしていかないとなと思ってます」と自分の持ち味である相手の背後をねらう一瞬のスピードを出せそうなイメージはできている。
（取材・文：編集部）
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