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国土が縦に長い日本では、地域ごとの天候の変化が顕著である。それは屋外スポーツであるサッカーにとっても重要な要素で、間もなく本格化する梅雨シーズンは特にJリーグの各クラブに大きな影響を与える。今回はJリーグ60クラブを対象に、本拠地近辺の6月の総降雨量(平年値)が多いチームをピックアップする。※降雨量のソースは『気象庁』。平年値は1991〜2020年の30年間の観測値の平均をもとに算出
10位:レノファ山口FC
本拠地:維新みらいふスタジアム
測定地:山口県山口市
6月の合計降水量(平年値):282.9mm
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本州の最西端にある山口県。その県庁所在地である山口市を本拠とするレノファ山口FCが、今回のランキングで10位に入った。
ホームの維新みらいふスタジアムがある同市の中・南部域は瀬戸内海式気候に属しており、1年を通して天気と湿度が安定している。しかし梅雨の時期はそれなりに降雨量が多く、平均的な6月の総降水量は282.9mmと、300mmに迫る勢いだ。
『気象庁』の定義によれば、1時間の降水量10mm以上~20mm未満の雨は“やや強い雨”に分類され、「地面からの跳ね返りで足元がぬれる」程度のものだという。そのため、同スタジアムがある地域で雨が予想される日には、相応の準備が必要だ。
まだ梅雨に入っていないが、今季のレノファはJ2リーグ開幕からホームの3試合を雨に見舞われている。天気にも出鼻をくじかれ、最初の10試合であげられた勝ち星はわずか「1」。現在は降格圏に沈んでいる。
実際、昨シーズンの戦績を振り返ると、昨今のレノファは雨との相性があまり良くない。Jリーグ公式によると、2024シーズンの同チームは雨が降った12試合で3勝2分け7敗と負け越している。
なお、秋~冬にかけては降水量が著しく減るため、雨が苦手なチームにとって、この時期のレノファのホームは好都合だ。その点では、来季から開始される秋春制の恩恵を受けるスタジアムと言って良いかもしれない。
万全な状態で新シーズンを迎えるためにも、今季を良い形で終えたいところだ。これからの挽回が期待される。
