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【写真：Getty Images】

空中ボレーで同点に追いつく！

　明治安田J2リーグ第18節、サガン鳥栖対愛媛FCの試合が、5月31日に鳥栖のホーム・駅前不動産スタジアムで行われた。試合は、2-2の引き分けに終わっている。この試合では、愛媛に所属するDF森山公弥が、試合終了間際に躍動感あふれる同点ゴールを決めた。

44分、愛媛はカウンターの展開から鳥栖MF新井晴樹に先制ゴールを決められてしまう。さらに、前半アディショナルタイム、DFマルセル・スカレゼのオウンゴールで、愛媛は2点を追う形となった。

　迎えた72分、鳥栖のバックパスをFW鶴野怜樹がインターセプト。GKとの一対一を制して、1点を返すことに成功した。その後、同点ゴールを狙う愛媛だが、なかなか得点を奪えずに時間だけが過ぎていく。

　そのまま試合は終わるかと思われた後半アディショナルタイム、スコアが動いた。右サイドを突破したDF黒石貴哉が、ゴール前にクロスを送る。このボールに、逆サイドにいた森山が反応。高くバウンドしたボールに合わせてジャンプし、空中でボレーシュートを放った。森山が繰り出した豪快な一撃は、GKも止めることができずゴールネットに突き刺さっている。

　そのまま試合は終了し、愛媛は貴重な勝ち点1を手にして今節を終えた。