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福田翔生がブレンビーIFへ移籍
J1リーグの湘南ベルマーレは26日、24歳のFW福田翔生がデンマーク1部のブレンビヤネス・イドラーツファーイーニング(ブレンビーIF)へ完全移籍することを発表した。クラブ公式サイトで伝えられている。福田はJ3時代に伝説的なハットトリックで劇的な逆転勝利に貢献した試合があった。
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東福岡高校出身の福田は2019年、当時JFLのFC今治へ加入。2020年からチームはJ3で戦う中、4年間の在籍でゴールもなく、37試合の出場だった。2022年11月に契約満了で退団し、移籍先に決めたのは当時J3のY.S.C.C.横浜(現JFL)であった。
星川敬監督(現いわてグルージャ盛岡の監督)のもと、開幕戦からスタメンに抜擢されると、第2節のガイナーレ鳥取戦でJリーグ初ゴールを決める。リーグ戦21試合で11得点を記録し、シーズン途中の2023年8月に湘南ベルマーレへ完全移籍。今治との契約が満了となり、わずか1年足らずでJ1への個人昇格を掴み取り、今度は海外挑戦を果たす。
そんな福田が、Y.S.C.C.横浜時代に記憶に残るハットトリックを決めている。2023シーズンのJ3第13節の愛媛FC戦の2分にペナルティエリア内でボールを受け、冷静に流し込んで先制点を決める。しかし、前半に追いつかれ、71分に逆転される。
不穏な空気が立ち込める中、福田は後半アディショナルタイム(AT)5分にPKを沈め、2点目をマークすると、その直後のAT6分に逆転弾で3得点を奪う。冨士田康人が自陣で大きくクリアしたボールに福田が前線で反応。ペナルティエリア右からシュートを放ち、ゴールネットを揺らした。これで試合が終了し、3-2の劇的逆転勝利を果たしている。最後まで諦めずに、前線で走り続けたからこそ、生まれたゴールだった。
JFL、J3を経験し、J1でFWとしての能力を遺憾なく発揮。前線で体を張り、スピードを活かしたプレーでゴールを狙うストライカーは、初の海外挑戦で活躍することができるのだろうか。
