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明治安田Jリーグは後半戦に突入している。好調でファンの期待が高まっているクラブがあれば、盛り上がりに欠けるクラブもある中で、今回はJリーグ全60クラブの今季の1試合平均観客動員数を集計し、昨季からの上昇率を計算。ワーストランキングとして、上昇率が低いクラブを紹介する。※データは6月30日時点。
10位:SC相模原
本拠地:相模原ギオンスタジアム
収容可能人数:6,259人
2024シーズン1試合平均:2,820人
2025シーズン1試合平均:2,545人
前年比:-9.8%
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SC相模原の2025シーズン・J3における1試合平均観客数は2,545人となり、前年から9.8%の減少となっている。
2022・2023シーズンとJ3で18位に沈んでいた相模原は、2024シーズンには9位と躍進し、ピッチ上で一定の成果を見せた。しかし今シーズンは序盤からつまずき、現在は15位と再び下位に沈んでいる。
その影響もあり、観客動員も振るわない。ホーム開幕戦・栃木SC戦では4,993人を記録したが、その後は1,000人台が続き、第12節のガイナーレ鳥取戦では941人と、J3全体で今季ワースト3位の動員数を記録した。ゴールデンウィークという好条件にもかかわらず、3桁にとどまったのは大きなショックだ。
今シーズン最多の動員は、第16節・高知ユナイテッドSC戦の6,101人。「サガミスタエナジーフェス」というイベントの効果によるもので、昨シーズンも同フェスを開催した第23節・ツエーゲン金沢戦では7,248人を動員していた。イベント動員においても、前年比で大きく数字を落としている。
相模原は2016シーズン、J3で平均4,344人を記録し、一定の存在感を放っていた。J2昇格を決めた2020シーズンから、初挑戦となった2021シーズンはコロナ禍による入場制限の時期と重なり、観客拡大の好機を活かせなかったという不運もある。
とはいえ、J3で下位に沈む状況が続くかぎり、かつての熱を取り戻すのは難しい。まずはピッチ上での成果が、観客を呼び戻す再興の第一歩となるだろう。
