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川崎颯太はドイツ移籍が濃厚

　京都サンガF.C.は6日、23歳のサッカー日本代表MF川﨑颯太が海外移籍のため、チームを離脱することを発表した。東アジアE-1サッカー選手権2025決勝大会 韓国に臨む日本代表メンバーに選出されていたが、移籍準備のため辞退が決定している。移籍前最後のゴールは、執念で奪った同点弾だった。

　英メディア『ONE FOOTBALL』は現地時間6日に川﨑がマインツへ移籍することが濃厚であると報道。23歳MFの新天地はドイツになりそうだ。

　川崎は2020年に京都の下部組織からトップチームへ昇格。今季のJ1リーグで23試合に出場し、4ゴール1アシストを記録している。7月5日に行われた第23節のアルビレックス新潟戦がチームでの最後の試合だった。

　移籍前最後にゴールを決めたのは、6月21日に行われた第21節の柏レイソル戦。3-3の壮絶な撃ち合いを演じた試合のラストゴールを決めている。1点ビハインドで迎えた84分、奥川雅也が左サイドでボールをキープし、クロスを供給。ファーサイドに飛び込んできた川﨑が、トラップから右足で押し込んだ。

　執念で決めた同点弾だった。このまま終了し、3-3のドローに終わったものの、値千金の一撃でチームを救った。E-1サッカー選手権は辞退したが、海外初挑戦で活躍し、再び日本代表に戻ってくることができるのだろうか。