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明治安田J2リーグは後半戦に突入し、より盛り上がりが増していくだろう。そんな同リーグにおいて、最も高額の移籍金が動いたのはどの移籍だろうか。Jリーグの第2登録期間(ウインドー)が始まったこのタイミングで、同リーグのクラブに加入した選手の移籍金ランキングを紹介する。※情報・成績は7月30日時点の『transfermarkt』を参照。価格が並んだ場合の順位はサイトに準拠。
10位:ドウグラス・タンキ(ブラジル)

【写真:Getty Images】
生年月日:1993年10月27日
移籍日:2024年2月8日(当時30歳)
移籍元:コジャエリスポル(トルコ)
移籍先:清水エスパルス
移籍金:75万ユーロ(約1億2000万円)
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清水エスパルスは2024年2月、ブラジル人FWドウグラス・タンキを獲得するため、トルコのコジャエリスポルに75万ユーロ(約1億2000万円)の移籍金を支払った。
タンキは2015シーズンにザスパクサツ群馬(現ザスパ群馬)、2017シーズンにアルビレックス新潟でプレーした経歴を持つが、ケガの影響もあって大きなインパクトを残せなかった。
それでも、コジャエリスポルに在籍した2023年には、トルコ1部リーグで19試合10ゴールと好成績を挙げ、満を持して清水加入を果たした。
2024シーズンの清水は、タンキに加えて、ルーカス・ブラガ、カルリーニョス・ジュニオといった市場価値100万ユーロ(約1億6000万円)超のブラジル人アタッカーを揃えた強力な攻撃陣を擁し、実力通りにJ2優勝とJ1復帰を実現した。
だが、タンキのパフォーマンスは移籍金に見合ったものとは言い難い。J2では22試合4ゴール3アシストにとどまり、J1に昇格した今季もここまで9試合で1ゴールと苦戦している。
エースの座は北川航也が掴み、タンキは先発機会を十分に得られず、ベンチ外となる試合も多い。加入時に130万ユーロ(約2億800万円)だった市場価値も、現在は60万ユーロ(約9600万円)まで下落した。
31歳という年齢も要因だが、期待された活躍を見せていれば、下落幅はもっと小さかったかもしれない。