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岩下航が逆転弾

　ロアッソ熊本は3日、明治安田J2リーグ第24節で本拠地「えがお健康スタジアム」に水戸ホーリーホックを迎え、2-1の逆転勝利を収めた。この一戦では、キャプテンの岩下航が逆転ゴールをマーク。その得点は、気迫のこもったダイビングヘッドで奪ったゴールだった。

　2試合ぶりの白星を目指す18位の熊本が、15試合無敗中の首位・水戸とのホームゲームに臨んだ。ホームチームは36分にカウンターの流れから、加藤千尋にゴールを許し、1点ビハインドで後半へ。

　それでも68分に右サイドからのクロスに反応した古長谷千博がボレーシュートを突き刺し、1-1に。勢いに乗った熊本は、80分にキャプテンの気持ちのこもった得点で、試合をひっくり返す。

　ボックス外左の絶好の位置でFKを獲得すると、古長谷が放った鋭いシュートは、ゴールマウスに弾かれたものの、ゴール前に詰めていた岩下が、執念のダイビングヘッド。相手3選手が反応していた中、真っ先に身体を投げ出してボールに触り、ゴールネットを揺らした。まさに執念で押し込んだ逆転弾だった。

　このゴールを最後まで守り切った熊本が2-1で水戸を撃破。順位を17位に上げて、降格圏を脱した。