サッカーという競技の特性上、選手の能力を数値化するのは極めて困難なことだ。それを承知の上で、スタッツなどを分析し、5項目に分類して数値化を試みた。ここでは初招集や復帰組が多かった9月シリーズのサッカー日本代表最新メンバーの能力値をランキング形式で紹介する。※5項目の平均値で順位づけ。平均値が並んだ場合は5項目の中でより高い数値を残している方を上とする。[1/5ページ]
※成績、市場価値は9月8日現在。『transfermarkt』を参照
5位:堂安律(フランクフルト/ドイツ)

【写真:Getty Images】
生年月日:1998年6月16日
市場価値:2500万ユーロ(約42.5億円)
25/26リーグ戦成績:2試合2得点1アシスト
日本代表通算成績:58試合10得点9アシスト
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今夏にフライブルクから2100万ユーロ(約35.7億円)の移籍金で移籍した堂安律は、日本代表の選手の中でも最も状態が良い選手だろう。
昨季のブンデスリーガでは全試合に出場し、10得点8アシストと多くの得点に関与。欧州に渡ってからはキャリア初のリーグ戦2桁ゴールを達成した。
活躍の場を変えた今季もブンデスリーガ第2節ホッフェンハイム戦で2得点1アシストを記録するなど、決定的な仕事に多く絡んでいる。
この「攻撃力」の成長は凄まじい。以前から得意としていたカットインからの内巻きのシュートにはさらなる磨きがかかっている。
その上で特筆すべき点が逆サイドからのクロスに対する反応だ。
ゴール前に詰めるプレーや裏抜けのアクションなど、プレーの幅が増えたことが得点に関与する回数が増えた要因だと考えられる。
近年、大きな成長をみせているのが「パワー」と「守備」の部分だ。
日本代表では[3-4-2-1]の右WBでプレーすることが多く、守備時は最終ラインに吸収される形でSBのようなタスクを与えられている。メキシコ代表戦でも自陣での好守備が光っていた。
ブンデスリーガでは球際の強さが際立っており、昨季は地上戦勝利数(177回)でリーグ1位を記録。
タックル成功数もリーグ6位の66回と、攻撃的な選手であるにも関わらず「守備面」での高い貢献度がスタッツにも表れている。