明治安田J1百年構想リーグは24日、地域リーグラウンドの全日程が終了した。東西10クラブずつに分かれて行われた戦いは決着し、各クラブは30日から始まるプレーオフラウンドへ向かう。そこで今回は、地域リーグラウンドを振り返りながら、苦戦が続き来季に大きな不安を残すクラブを紹介する。[1/5ページ]
柏レイソル
監督:リカルド・ロドリゲス
百年構想リーグ成績:EAST 8位
【躍進した昨季とは一変】
昨季、リカルド・ロドリゲス監督はセンセーショナルなチームを作り上げた。柏レイソルは、組織化された美しいパスサッカーでJ1リーグを席巻。前年17位から最終順位2位へと大躍進を遂げた。
迎えた体制2年目の今季は、そのサッカーにさらなる磨きがかかるかと思われた。しかし、チームは大方の予想を裏切る苦戦を強いられることとなる。
開幕戦の川崎フロンターレ戦では3-5の壮絶な打ち合いの末に敗戦。続く東京ヴェルディ戦、鹿島アントラーズ戦にも敗れ、まさかの開幕3連敗スタートとなった。
その後も低空飛行が続き、百年構想リーグはEAST8位で終了。ラスト3試合を3連勝で締めくくり、なんとか最下位を回避した。
もっとも、内容面は決して悪くない。
【あるデータが表す低迷ぶり】
今季の「1試合平均ボール支配率」は55.5%でJ1全20クラブ中2位、「1試合平均チャンスクリエイト数」は13.3本でリーグトップを記録しており、目指すサッカー自体は高い完成度に近づいている。
むしろ、ボールを保持しながら相手を押し込むスタイルは昨季以上に洗練されていると言っていい。
一方で、多くのチャンスを作りながらも決定機を仕留め切れなかったことが低迷の最大要因となった。「シュート決定率」がリーグ17位の9.1%にとどまったことが、それを物語っている。

