2026明治安田Jリーグ百年構想リーグは地域リーグラウンドの全日程を終えた。観客動員はどのクラブにとっても重要だが、同じ観客数でも「空席の有無」でスタジアムの印象は大きく異なる。今回はJリーグ全60クラブのホームスタジアムにおける収容率に注目し、集客の多寡をランキング形式で紹介する。なお、対象はクラブの本拠地限定とし、国立競技場などでの開催は該当しない。※本記事はJリーグデータサイトをもとに作成しています。入場可能数は『Jリーグホームスタジアム』一覧を参照[1/5ページ]
5位:FC琉球
本拠地:沖縄県総合運動公園陸上競技場
平均入場者数:2,563人
収容可能人数:12,606人
収容率:20.3%
【地理的ハンデと空席が目立つスタンド】
2026明治安田Jリーグ百年構想リーグにおいて、スタジアムの収容率が下から5番目となったのがFC琉球だ。
収容可能人数12,606人の本拠地「沖縄県総合運動公園陸上競技場」は、今季1試合平均2,563人を動員し、収容率は20.3%だった。
特別シーズンでは、多くのクラブが近隣対決の恩恵を受ける中、島国である琉球はアウェイサポーターの来場難易度が段違いに高く、スタンドの約8割が空席となってしまう状況だった。
【地元ファンの開拓が収容率向上の鍵】
観客数自体も前年の平均2,729人から約6%の減少となった。
2025シーズンは、花火大会やシャツ配布を行ったカマタマーレ讃讃岐戦で7,726人を集めて平均を押し上げていたが、今季は大規模な施策が打てず、最多は開幕のサガン鳥栖戦の4,701人にとどまった。
ただ、前年の讃岐戦を除いたベースの平均(2,415人)と比較すれば、強敵との対戦が多かった今季の動員はわずかに上昇したとも捉えられる。
チームの躍進があれば客足が伸びる可能性もあったが、WEST-Bグループで9位に低迷し、結果として開幕戦が期待値のピークとなってしまった。
地理的要因でアウェイ特需を見込みにくい琉球にとって、広大なスタンドを埋める鍵は地元ファンの開拓にすべてがかかっている。
魅力的なイベント企画はもちろん、ファンが最も望む「勝利」をピッチ上で示し、南国のスタジアムの収容率を引き上げていきたい。

