日本がW杯に初出場したのは98年フランス大会。それまではアジアの壁を超えることができず、また連続出場できているものの、楽に勝ち抜けた時はない。W杯に出場するのは並大抵のことではないのだ。18年ロシアW杯へ向け大一番を迎える今だからこそ過去の激戦を振り返りたい。今回は98年フランスW杯予選。あのジョホールバルの歓喜の時である。(取材・文:元川悦子)
アトレティコの躍進を受けて、復活の感がある4-4-2システム。Jリーグで頻繁に採用される一方で、意外にも日本代表ではそれほど使われてこなかった。だが、日本代表がミランで勃興した4-4-2による「ゾーンディフェンス」+「プレッシング」の戦術を取り入れていた時期がある。ファルカン監督の後任に就任した加茂周監督が導入したサッカーを改めて振り返る。(文:西部謙司)