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本田圭佑 10年前

「今のミランにはもったいない」「ベンチにいればよかったのに」。デビュー戦の本田に現地記者・相手監督が絶賛

text by 編集部 photo by Kazhito Yamada / Kaz Photography

「本田は金曜日に半分練習しただけ」

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本田は後半投入され、2本のシュートを放った【写真:Kazhito Yamada / Kaz Photography】

サッスオーロ戦後の会見、アッレグリ監督(ミラン)

「残念ながら12分まではよかったが、2-0からサッスオーロは勇気を持って攻撃し、我々のミスもあって、逆転された。サッスオーロが優秀だった。我々は防げるはずの失点をした。

 クロスバーにあたるシュートもあり、ゴールを間違えた。確実にもっといい試合をしなければならなかった。アタランタでの素晴らしい勝利の後、結果をつなげられなかった。リーグは結果がついてこない。もっと注意が必要」

――バルバラ・ベルスコーニは変えなければならないとANSA通信に答えたが?

「分からない。クラブはミランがよくなるように、決定するだろう。私は監督として、クラブに従う。悪い順位にいることは残念で、今季は難しい状況だ。多くの勝ち点を落としてきた。今日もパッツィーニはゴールを決め損なった。

 DFは10人いる。いいプレーのときもあるし、悪い時もある。(リーグ戦)30失点は、当然ながら違う練習が必要。2-0の後、大きいリスクはなかったが、2つのクロスで守備陣が分断して、ゴールされた」

――不注意で4失点したが、モントリーボと本田の投入が遅れたのでは?

「モントリーボは土曜日に合流したばかりだったし、本田は金曜日に半分練習しただけ。モントリーボは2・3日回復メニューをこなし、本田は時差ぼけを解消するための。(その前には)プレーも練習もしていなかった。

 後半は、4人の攻撃の選手がプレーした。バランスがよくなったが、前半2-0で勝っていて、より守備的だったときに失点するというパラドックスだった。より向上しなければならない」

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