フットボールチャンネル

マンU、ギグスは“正式監督”に相応しい人材か? ルーニーは太鼓判、現地識者も支持が多数

text by 藤井重隆 By Shigetaka Fujii photo by Kazhito Yamada / Kaz Photography

「正直、ピッチでのプレーを待ちわびている」

「このまま監督を続けると言うのは、今のところ考えていない。残りの4試合を指揮することで頭がいっぱいだし、この1週間は特に忙しかった。今は長期構想で将来を考える時間が無い。次の仕事は次のサンダーランド戦の準備を整える事だけ。

 試合前にも話したが、今日の試合では違う先発メンバーも考えていた。選手たちは練習から素晴らしかったし、私は全員を信頼している。だからこそ、チームを選ぶのは難しかったし、ファーディナンドやエブラのような経験のある選手をチームに入れたかった。選手たちは私の期待に応えてくれた。

 今季は選手全員が自分たちの首を絞めていたし、実力以下のプレーを見せていた。だが、自分たちの実力は知っていたし、今日の試合ではそれを見せる事ができた。我々は今日の試合で築いたプレーの基準をサンダーランド戦でも見せなければならない。

 今週は私が選手として練習に参加できる時間がなかったが、月曜日から練習に参加する予定だ。正直、ピッチでのプレーを待ちわびている。クラブは私に4試合の指揮をするように伝えているから、私が集中すべき試合はその4試合だし、シーズン終了後は、様子を見守るだけだ」

マンU、ギグスは“正式監督”に相応しい人材か? ルーニーは太鼓判、現地識者も支持が多数
ウェイン・ルーニー【写真:Kazhito Yamada / Kaz Photography】

――FWウェイン・ルーニー

 「ノリッジは残留争いをしているチームだし、厳しい試合になると分かっていた。先制した後もう一点決める必要があったけど、2点目が決まった後は相手を崩しやすくなったし、それが快勝に繋がった。

 選手たちは厳しい1週間を過ごし、悲観的な意見が飛び交っていたけど、僕らはこうして結果を出したし、自分たちが今までよりも良いプレーを見せられることを証明した。僕らにとってシーズンをいい形で終えることは非常に重要だ」

1 2 3 4 5 6 7

KANZENからのお知らせ

scroll top