本田がミランの中心に。噛み合う連携、チームメートも厚い信頼

ミランは現地時間3日、セリエA第23節でパレルモと対戦し、アウェイで2-0の勝利を収めた。先発フル出場した本田圭佑にはゴールもアシストもなかったが、現地記者は本田を高く評価している。この試合では、これまで以上にチーム間の連携が見てとれた。そして、その中心に本田はいた。

2016年02月04日(Thu)13時09分配信

text by 神尾光臣 photo Getty Images
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ゴールもアシストもなくとも…評価を上げた本田

本田圭祐
評価を上げているミランの本田圭佑【写真:Getty Images】

「ウチは本田を最優秀選手に選出した。採点を担当したのは私ではないが、自分が付けるとしても7だ。ダービーに引き続いて良かった。攻撃と守備をあそこまで両立できるのは素晴らしい。(アレッシオ・)チェルチなんかには絶対に無理な仕事だった」

 ミランが2-0で完勝をおさめたパレルモ戦後、フル出場した本田圭佑について『コリエレ・デッラ・セーラ』のアレッサンドロ・ボッチ記者はこう語った。もともとプレー内容を注視する記者の発言ではあったのだが、ノーゴール、ノーアシストであるにも関わらずこの高評価には驚いた。

 もちろん4日の朝になれば、結果が出ないことを批判する新聞も出てくるかもしれない。しかしダービーから、いや第20節フィオレンティーナ戦あたりから、本田のプレー内容そのものが評価されだしつつある。それは、現地取材を通して肌で感じるところである。

 もっともパレルモ戦での本田のプレーに、普段と違うことをしている様子は見受けられなかった。右SBイニャツィオ・アバーテが一気に攻め上がれば後方のカバーに入ったり、味方がボールをロストして逆襲を喰らった時にはいち早く戻ったり、という献身性はこれまで通り。右サイドを基準にシンプルにパスを回し、内側に絞って攻撃へ絡むポジショニングもこれまで通りのものだ。

 違うのは、そういったプレーが急速に周囲と噛み合い、連動するようになってきたということだ。ミラノダービーの勝利を受け、チーム全体としてもムードが良い中で挑んだ今回のパレルモ戦では、そのあたりの向上ぶりがはっきりと出ていた。

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