アジア勢全滅…日韓とも成長の糧とすることができるか
韓国の脱落で五輪サッカーでのアジア勢は全滅した。日本も、韓国も不本意な結果と言える。しかし、収穫も少なからずあった。特に日本、韓国ともA代表としても活用できるニューフェースたちの競争力を世界舞台で確認できたことは大きな収穫であろう。
日本の浅野拓磨や中島翔哉、韓国のファン・ヒチャン、チョン・スンヒョン(DF、蔚山)などは今大会を機にポテンシャルの片鱗を見せた。もちろん上記の選手たちのみならず、参加メンバー全員に可能性は開かれている。
2008年北京五輪の日本、そして2000年シドニー五輪の韓国がそうだったように、この大会を成長の糧にし、さらなる開花を願いたい。韓国の場合は、兵役問題は今後も重くのしかかってくるのだが。
(文:キム・ドンヒョン【城南】)
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