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ダービー敗戦で見えたマンUの課題。香川を生かせないオールドスタイルからの脱却は果たせるか?

8日のマンチェスターダービーで、ユナイテッドはいいところなく敗れた。優勝は確実とはいえ、今後レベルアップし、香川を十分に活かすためには何が必要なのか。ダービーから見えた課題を考察する。

text by 植田路生 photo by Kazuhito Yamada

香川真司はベンチスタート

ダービー敗戦で見えたマンUの課題。香川を生かせないオールドスタイルからの脱却は果たせるか?
ベンチスタートとなった香川【写真:山田一仁】

 8日に行われたマンチェスター・ユナイテッド対マンチェスター・シティのマンチェスターダービー。香川真司は1日のFA杯チェルシー戦も欠場したが、この日も現地紙の予想通りベンチスタート。2トップにはファン・ペルシーとルーニー、左MFにヤング、右MFにはギグスが入った。

 オールド・トラッフォードでの試合だったが、ユナイテッドは守備に重きを置く。シティが攻め込んだときはルーニーまでもが帰陣し、しっかりとブロックを形成。ボールを奪うと素早く縦へボールを送るシンプルなプランだ。

 前半はシティのペースで進み、決定機こそないもののユナイテッドを押し込む。そしてスコアレスで折り返した後半、試合が動いた。51分、ギグスが自陣でボールを奪われると、ゴール前まで運ばれナスリへ。DFに囲まれながらも粘ったナスリはマイナスのパスを送り、待っていたミルナーが左足を振り抜くと、ボールはGKデ・ヘアの手をかすめてゴールネットを揺らした。

 アウェイのシティに先制されたユナイテッドだったが、すぐに同点に追いつく。58分、ペナルティエリアのすぐ外で得たFKをファン・ペルシーが蹴ると、エリア内でフィル・ジョーンズが競り合いに勝ち頭で合わせる。ヘディングシュートは枠を外れていたが、コンパニに当たって軌道が変わり、ゴールマウスへと吸い込まれた。

 試合を振り出しに戻したユナイテッドだが、明確な攻め手がなくシティに突き放される。78分、アグエロがバイタルでボールを受けるとドリブルでエリア内へ侵入。DFを振り切って、右足で豪快に蹴り込んだ。

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