ブンデスリーガの“主力組”内田・清武・乾・酒井高。さらに飛躍するための今季の課題とは?

いよいよブンデスリーガの13-14シーズンが開幕する。ドイツには多くの日本人選手がおり、それぞれに課題を克服しなければならない。それが日本代表を飛躍させることにもなるだろう。内田、清武、乾、酒井高徳に求められるものとは何か?

2013年08月09日(Fri)12時44分配信

text by 河治良幸 photo Ryota Harada
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守備力は向上した内田だが…

 いよいよブンデスリーガ13-14シーズンが開幕する。現在のところ、1部に新しく挑戦する日本人選手はいないが、主力としてさらなる飛躍を目指す選手、新天地でレギュラー奪取を誓う選手など、それぞれがどういった活躍をしてくれるか楽しみは尽きない。

 来年の6月にはW杯の本大会が待っており、ザッケローニ監督も強調する様に、選手たちがどれだけ良い状態でどの時期を迎えられるのかにも大きく関わってくる。選手のキャリアにとっても、日本サッカーにとっても非常に大事なシーズンということだ。

内田篤人
主力としてチームの攻守を支える存在になっている内田篤人【写真:原田亮太】

 ブンデスリーガでも過去最高の実績を築いているのがシャルケの内田篤人だ。4シーズン目を迎え、これまで以上に主力としてチームの攻守を支える存在になる。ファルファンとの右サイドのコンビは阿吽の域にあり、前線に構えるフンテラールは「タイミング良く動いてくれるので、そこに合わせるだけ」と語るほどのホットラインになっている。

 内田が厚い信頼を寄せるノイシュテッターは健在だが、今季は“バラックの再来”とも評されるゴレツカが中盤に加わり、ファルファンとのトライアングルで、さらに内田の攻撃センスが引き出される期待は高い。

 一方でドイツで大きく成長した守備は、バイエルンのリベリーやドルトムントのロイスといった強力アタッカーとの勝負で発揮されるが、守る意識が強くなりすぎて、持ち前の攻め上がりが影をひそめてしまう試合も多々ある。そうした状況で、好機を見極めてオーバーラップしていけるかどうかは注目ポイントだ。

 不安を抱える膝や太もものに大きな怪我を負わず、どこまでコンディションをキープしてシーズンを終えられるかも重要になってくるが、ドイツ組の筆頭格として、個人としてもさらにスケールアップしていきたいところ。加入の初年度にDBFカップを獲得して以来のタイトルにも期待がかかる。

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