ポゼッションへの固執はあるのか――。遠藤保仁が考えるザックジャパン守備再生へのビジョン

ウルグアイ戦でまたも守備が崩壊したザックジャパン。失点を減らすことは近々の課題だが、チームの要である遠藤保仁はどうとらえているのか? 新戦力との融合を図りつつも、不動のボランチはビジョンを膨らませている。

2013年08月19日(Mon)13時12分配信

text by 元川悦子 photo Asuka Kudo / Football Channel
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遠藤は柿谷と豊田をどうとらえていたのか?

遠藤保仁
遠藤保仁【写真:工藤明日香(フットボールチャンネル)】

 14日のウルグアイ戦は当初、ザックジャパンの常連組と7月の東アジアカップで頭角を現した新戦力の融合がメインテーマに掲げられていた。前田遼一とハーフナー・マイクの1トップ要員2人が外れ、柿谷曜一朗と豊田陽平の2人が入った攻撃陣はよりその意識を高める必要があった。

 彼らへのパス出し役であるベテラン・遠藤保仁もイメージを膨らませつつ、ウルグアイ戦本番を戦う準備を進めていた。

「柿谷君と豊田君は初めてなので、どう生かすかと言われても実際ピンと来なくて難しいところはあります。柿谷君は足元の技術がしっかりしているタイプで、豊田君はボックス内でしっかり仕事できる選手。その違いはしっかり頭に入れてやりたいですね。

 柿谷君は動き出しが非常にいいし、足元の技術もあるので、いい距離感でやれればいいコンビネーションを築けるんじゃないかと思います。豊田君はシンプルにクロスを入れることも考えられる。サイドでしっかり数的優位を作りながらボールを入れればチャンスを作れるのかなと思います」

 一方で、ウルグアイという強豪相手に守備面の再構築も求められた。フォルランとスアレスの強力2トップは最終ラインだけに任しておけば止められるレベルではない。

「やっぱり自由を与えないこととしっかりとコンパクトにすることは大前提。あとはゴール前では体を張って守るっていう基本的なことを高いレベルでしっかりやりたい」と遠藤本人も強調しながら試合に入った。

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