すでにW杯出場権を逃している代表だが…
カラジョルジェ・スタジアムを普段ホームにしているのは、FKヴォイヴォディナ・ノヴィサドというクラブだ。セルビア国内で最古のサッカークラブであり、古豪である。
シニシャ・ミハイロヴィッチ監督がプロキャリアをスタートしたクラブであり、引退試合を開催したのもこのスタジアムである。カラジョルジェでの記念試合は、本人のたっての希望だったという。
この代表戦は、デヤン・スタンコヴィッチの現役引退試合にもなっている。出場すれば国際Aマッチ103試合出場となり、同国歴代最多出場記録単独1位になる。
セルビア代表は、すでにW杯ブラジル大会への出場権利を逃している。ということは、この一戦が次へのスタートラインというわけだ。
カラジョルジェ一族のように、サッカー強豪国としての復権がなされるかどうか? そんなことを思いながら深夜のテレビの前に座るのも、一考だ。
【了】
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