本日、日本代表と対戦。試合前に知っておきたいガーナ代表とお国事情

10日、ザックジャパンと対戦するガーナ代表。有名選手が多く、チョコレートのイメージが強い国だが、知られていないことも多い。ガーナとは一体どんな国なのか?

2013年09月10日(Tue)12時06分配信

text by いとうやまね
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ボディーペインティングで小遣い稼ぎ!?

 ガーナの応援席でまず目に飛び込んでくるのは、赤黄緑のカラフルな国旗だ。その真ん中には、ガーナ代表の愛称にもなっている『黒い星(ブラック・スター)』がある。赤は「独立の為に流された血」、黄は「鉱物資源と富」、緑は「森林と自然の恩恵」、中央の黒色の星は「自由」を象徴している。

Ghana
国旗中央にはガーナ代表の愛称にもなっている『黒い星(ブラック・スター)』。「自由」を象徴している

 いわゆる「汎アフリカ色(はんアフリカしょく)」と呼ばれるもので、アフリカ大陸において、植民地支配からの独立時に使われた、誇り高い色合わせだ。現在も多くのアフリカ諸国が国旗として使用している。

 ガーナ代表の“気合の入った”国際試合になると、赤黄緑の全身ボディーペインティングのサポーターが客席に多数出現する。日本に来る直前に行われたW杯予選のザンビア戦でもカメラに抜かれている。

 もっとも、彼らはお腹や背中に企業名や歌手の新譜広告を書き込んでいたりする場合も多い。それで小遣いを稼ぎ、遠征の足しにするようだ。それ自体を仕事にしている人もいる。あまりギスギスした社会ではないので、見逃してもらっているようだ。

 アフリカ大陸で行われる最大のカップ戦、アフリカ・ネイションズカップでは、まじないやら儀式まで飛び出し、客席はなんでもありのカオス状態になる。太鼓と歌声、ダンスと相まって独特の昂揚感に包まれる。

 在日ガーナ人がどのくらい集まるかはわからないが、そのほんの一端でも感じ取れるかもしれないので、アウェイ応援席を眺めてみるといいかもしれない。さすがに儀式はないだろうが、彼らは少人数でも陽気で気さくだ。

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