マンUでの不遇から代表でも不調に。“負のサイクル”に苦しむ香川にのしかかる大きな重圧

10月の代表戦で明らかな不調だった香川真司。試合後の本人のコメントからはマンチェスター・ユナイテッドでベンチを温めていることが影響していることがうかがえた。負のサイクルに入っている香川は大きな重圧を跳ね除けることがべきるか。

2013年10月21日(Mon)12時14分配信

text by 元川悦子 photo Kazhito Yamada / Kaz Photography
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「率直に言って今日はすごい消化不良」

 10月のセルビア・ベラルーシ2連戦で精彩を欠き、得点に絡めなかった香川真司。セルビア戦後に「もっとリスクを冒して攻めに出ないといけない」と固い決意を持って2戦目を戦ったが、前半35分に長谷部誠からのパスを左サイドで受けようとしてまさかのトラップミスをしてしまうなど、好調時の彼からは考えられない動きの悪さを露呈した。

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2連戦で精彩を欠き、得点に絡めなかった香川真司【写真:Kazhito Yamada / Kaz Photography】

 このパフォーマンスをマンチェスター・ユナイテッドのデビッド・モイーズ監督も見逃さなかったのだろう。ベラルーシ戦から中3日で迎えたプレミアリーグ・サウサンプトン戦でも彼をベンチに置き、交代のチャンスさえ与えなかった。

 チームは終了間際のリスタートから相手DFロヴレンに同点弾を決められ痛恨のドローを余儀なくされたが、香川は勝ちきれないチームの戦いぶりを今回も外から見守るしかなかった。

 ここまでの今季ユナイテッドでの試合出場は、9月18日のUEFAチャンピオンズリーグ・レバークーゼン戦の71分間、同25日のイングランドリーグカップ・リバプール戦の73分間、同28日のプレミアリーグ・ウエストブロミッチ戦の前半45分間のみ。セルビア戦は約2週間ぶりのゲームで、やはり入りが悪かった。

「率直に言って今日はすごい消化不良。試合に出ていないのは事実で、だからうまく入れなかったのか……。自分としてはよく分からなかったですね。最初はピッチ状態にも慣れなかったし、何回かミスを繰り返してしまった」と香川本人は試合勘の不足を完全には認めなかったが、クラブと代表のプレーの関連性については思うところがあったようだ。

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