モイーズ監督が重要視する“3つのキーワード”が見えたフルハム戦。マンU指揮官が目指すスタイルとは?

マンチェスター・ユナイテッドは2日のフルハム戦を3-0の勝利で飾った。後半から出場した香川真司はインパクトを残すことは出来なかったが、モイーズ監督の志向性がよく表れた試合となった。指揮官のスタイルとは何か?

2013年11月03日(Sun)13時15分配信

text by 内藤秀明 photo Kazhito Yamada / Kaz Photography
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モイーズ色がよくでた試合

 プレミアリーグ第10節フルハム対マンチェスター・ユナイテッドの一戦は1-3でアウェイのユナイテッドが勝利を収めた。

 前半22分の時点で3-0。今季で最もモイーズ監督の志向性がポジティブに現れた一戦だった。では、そもそもモイーズ監督の目指す方向性とは何か?

 モイーズ監督の方向性を語るには3つのキーワードが欠かせない。それは、「縦への早さ」「中盤からの飛び出しでクロスに人数をかける」「高い位置でのボール奪取」だ。

 この日の得点経過をこのキーワードを絡めながら説明していきたい。

 まず、9分の先制の場面では「縦への早さ」「中盤からの飛び出しでクロスに人数をかける」の2つが垣間見えるモイーズ監督が好む典型的な得点だった。

 センターバックのネマニャ・ヴィディッチの縦パスを、ロビン・ファンペルシーがきっちりとキープ。すると、左サイド寄りの裏のスペースにウェイン・ルーニーが飛び出し、ファンペルシーはギリギリのタイミングでスルーパスを通す。

 ボックス内に侵入したルーニーはグランダーの横パスを飛び込んできたアントニオ・バレンシアに。それをバレンシアが決めて、ユナイテッドが先制。

 3つのパスでシュートまで持ち込む縦に早い攻撃は効果的で、セントラルMFのフィル・ジョーンズがエリア内に飛び込んだために、相手選手を3人も引きつけ、バレンシアがフリーでシュートを打つことができた。

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