強豪オランダ・ベルギーと戦う意味――。ザックが求め続けた“理想のバランス”とは何か?

ザックジャパンにとって今年最後の試合となるオランダ戦とベルギー戦。ワールドカップに向けて重要な試合であることに間違いはないが、チームとして何が求められるのか。ザッケローニ監督が常に口にしてきた「理想のバランス」がカギとなる。

2013年11月16日(Sat)11時09分配信

text by 北健一郎 photo Kazhito Yamada / Kaz Photography , Kenzaburo Matsuoka
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ザックが強調「理想のバランス」

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ザッケローニ監督が求める理想のバランスとは?【Kazhito Yamada / Kaz Photography】

 ワールドカップに向けて、どんな戦い方をするべきか――。

 オランダ戦とベルギー戦とのアウェイ2連戦はそれを占うものになるだろう。ベルギーへの出発前に行われたメンバー発表会見でも、ザッケローニ監督は「この2試合を戦った上で、どういった課題がでるのか、そしてその課題にどう対処していくのかを考えたい」と語っている。

 そして、「理想のバランスを追求したい」とも。では、ザッケローニ監督の頭の中にある「理想のバランス」とは、どのような状態のことなのか?

「私が求めているバランスというのは守備をしっかりしながらも攻撃に移れるバランスを取ることであったり、攻撃をしながら、守備の部分でもリスクマネジメントができているということを意味する」。

 言葉に目新しさは全くない。記者会見や囲み取材で何十回も言っているし、「またそれか……」と思う人もいるだろう。しかしながら、「理想のバランス」というのは常に同じ状態のことではない。

 自分たちの戦力、対戦相手との力関係、ゲームプランによって変わってくる。ザッケローニ監督がどんな試合の前でも「バランス」と強調するのにも、そこに理由がある。

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