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独紙評価:乾の交代は「理解に苦しむ」

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地元紙が姿勢を評価
地元紙が姿勢を評価【写真:goal.com】

7日に行われたブンデスリーガ第15節、フランクフルトはホームでのホッフェンハイム戦で1-2の黒星を喫した。MF乾貴士は67分までプレーしている。

ブンデスリーガで9試合勝ちなしのフランクフルトだが、ホームでは今年の5月以来勝利を挙げていない。2試合連続でスタメンに名を連ねた乾は、48分に同点弾の起点になるなど見せ場をつくったが、チームに勝利をもたらすことはできなかった。

『ビルト』は乾含め、8人のフランクフルト選手に4をつけている。そのほかの4人には5をつけ、チーム平均点は4.33となった。(※ドイツメディアの採点は1が最高、6が最低)

『キッカー』(チーム平均点4.2)による採点でも乾は4。それでもGKケヴィン・トラップ、MFピルミン・シュヴェクラー、FWホセルの3.5に次いでチーム2位タイの評価となっている。

なお、乾に向ける言葉がいつも厳しめの『フランクフルター・ルンドシャウ』は、この試合においてはまずまずの評価を与えている。採点を行わない同紙は、次のような寸評を掲載した。

「驚くほどの内容ではないものの、長い時間、リスクを覚悟しながら危険を生み出した唯一のプレーヤー。うまく動き回り、フェイントを見せるなど、トライする姿勢を持っていた。そんな彼が交代となったのは、誰もが理解に苦しむことだ」

フランクフルトは15位で変動なし。ミッドウィークにはヨーロッパリーグ・グループステージ最終節のアポエル・ニコシア戦に臨み、週末のブンデスリーガではレヴァークーゼンと対峙する。

Goal.com

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