“背水の陣”を制したカマタマーレ讃岐。Jクラブとして確かな未来を築いていけるか?

2013年12月11日(Wed)11時26分配信

text by 寺下友徳 photo Tomonori Terashita
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多くの課題と希望を胸にJ2に「嫁ぐ」

 ちなみに現在、さぬきうどん「はなまるうどん」HPではUDNススリンカップ2014「おりなりさんセット部門」で均整美のとれた肉体を披露しながらうどんをすする堀河の姿を拝むこともできる。集客数を上げるに必要な「ビジュアル度」も十分だ。

 その集客面でも今回ホームでの第1戦では5,793人が集まり、第2戦でも約600人が鳥取へ。「J2に昇格することで岡山や愛媛とダービー戦もできるし、香川県の人たちがサッカーに目を向けてくれる」。香川県高松市出身・北野監督の恩返しは、来季大きなムーブメントとなって花開くことだろう。

 となれば、この流れを利用しない手はない。幸い「はなまるうどん」での「勝手にかまたまうどん類1.5倍盛」セール実施などで、世間のカマタマーレ讃岐に対する関心は予想以上に高まっている。勝敗に左右されない「面白さ」を提供できる働きかけができれば、これまでのJクラブにないスタイルを生み出すことができるはずだ。

 選手入場時、サポーターたちがハミングする「瀬戸の花嫁」。小柳ルミ子さんが歌った新生活への強い決意のごとくJ2に「嫁ぐ」讃岐が、これから地域やサッカーファンのみならず世間と永く良き夫婦関係を築くべくしっかりと、愛を持って次の一歩を踏み出すことを、今は切に願いたい。

【了】

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