劇的勝利でグループFを首位通過【写真:goal.com】
11日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)・グループF最終節、ボルシア・ドルトムントは敵地でマルセイユに2-1と勝利を収めた。MFヘンリク・ムヒタリャンは、劇的なベスト16進出に満足感を示している。
勝利すれば無条件で16強に進出できたドルトムントだったが、4分にFWロベルト・レヴァンドフスキが先制点を挙げるも、14分に同点ゴールを許す。他会場でナポリがアーセナルにリードしていたため、同点のままならCL敗退となっていたが、87分にMFケヴィン・グロスクロイツが決勝弾を挙げてグループFの首位通過を決めている。
“死のグループ”と形容された最も厳しいグループFで1位突破を決定したドルトムント。ムヒタリャンは、Uefaの公式サイトで喜びを表している。
「今年はタフなグループに入った。周囲の人々は、僕たちが首位通過できるか、2位でのグループ突破さえ疑っていたかもしれない。僕たちは不可能を可能にしたんだ」
「首位通過を決めることは重要だった。ドルトムントは昨年のファイナリストだからね。グループステージを戦っている間は、退場者や負傷者など問題を抱えたこともあったから、首位を確保できて誇りに思っている。それに、僕たちにはこれから復帰してくる選手もいる」
ムヒタリャンは、試合内容が勝利に値したと胸を張った。
「僕たちは誇らしい気持ちだ。すべてのチャンスでゴールを奪えたわけではないけど、素晴らしい試合を行ったと思う。2ゴール目を奪うこともできたしね」
「僕たちは1位でフィニッシュする可能性もあったし、3位で終わることもあり得た。だけど、自分たちの仕事を遂行して1位通過を決められたんだ」
ドルトムントは、14日のブンデスリーガ第16節、敵地でホッフェンハイムと対戦する。