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独紙評価:途中からCBの細貝、平均以下の採点

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ヘルタは不調ブレーメンに勝利
ヘルタは不調ブレーメンに勝利【写真:goal.com】

13日に行われたブンデスリーガ第16節、ヘルタ・ベルリンはホームでのブレーメン戦で3-2の勝利を収めた。フル出場を果たしたMF細貝萌はボランチとして試合に入り、前半の終盤からセンターバックを務めている。

DFジョン・ブルックスのプレーに不満を抱いたヨス・ルフカイ監督は38分、同選手の代わりにMFペーター・ニーマイヤーを投入。第14節アウクスブルク戦と同様、ニーマイヤーはそのままボランチの位置に入り、細貝が最終ラインに立つことになった。

メディアの選手評価では、細貝への採点はチーム平均以下だった。『ビルト』(チーム平均点3.31)は4をつけている。『キッカー』でも、チーム平均点3.2以下の3.5となった。(※ドイツメディアの採点は1が最高、6が最低)

採点を行わない地元メディア『ベルリーナ・ツァイトゥング』は、以下のような寸評を記している。

「小柄な日本人選手は良いパフォーマンスだった。ブルックスの交代後、センターバックで安定した守備を見せている」

またルフカイ監督は試合後、「ブルックスは不十分な緊張感で試合に入った。彼はまだ学ばなければいけないことが多い」と、20歳のアメリカ代表DFを下げた理由を説明。その一方で、ニーマイヤーや細貝の戦う姿勢には評価を与えている。

一方『キッカー』によれば、身長176センチの細貝のセンターバック起用は、理想的な解決策として見られていないという。次節ボルシア・ドルトムント戦で、ブルックスが最終ラインに復帰する可能性もあるとのことだ。

2連勝のヘルタは7位、ここ5試合勝ちなしのブレーメンは14位に位置している。

Goal.com

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